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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

『飯島晴子』(私的解釈)冬の槙。

2021-12-28 07:27:24 | 飯島晴子

   冬の槙あけくれに人にほいけり

 冬の槙はトウ・シンと読んで、盗、心。
 あけくれ(明暮)はメイ・ボと読んで、明、模。
 人にほいけり(人匂)はジン・ニオと読んで、尽、臭。
☆盗心、明らかに模(似せて作っている)。
 尽(ことごとく)臭う。

 冬の槙はトウ・シンと読んで、套、真。
 あけくれ(明暮)はメイ・ボと読んで、冥、暮。
 人にほいけり(人匂)はニン・ニオと読んで、忍、匂。
☆套(被って)真(本当のこと)は冥(よく見えないけれど)、暮らしに忍ぶ匂いがある。

 冬の槙はトウ・シンと読んで、踏、神。
 あけくれ(明暮)はメイ・ボと読んで、命、墓。
 人にほいけり(人匂)はニン・ニオと読んで、任、仁王。
☆踏(ふまえているのは)神の命(言いつけ)で墓(死者を葬るところ)を任せられた仁王である。


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