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続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

とんぼ玉 ②

2014-05-11 06:43:05 | 日常
 とんぼ玉は(購入するものであって、自ら作るものではない)と端から消極的だったのに、何となく見学・・・というか手っ取り早く実演ということになり、気構えもないうちに、

「離形剤の棒を取って、まず温めます」
「次にガラス棒を温めて、ハイ、空気を入れて強火にして溶かします」
「ああ、だめだめ、ガラス棒を斜めに持たなくては」
「ああ、向こうへ巻く、向こうへ。で、ないと、ほらバーナーの火でガラスが切れないでしょ」

 何だかさっぱり分からないけど、手を取るように教えてくれる、いえ、手を取って教えてくれる。(荒れ放題の皺の手、まさかこの年で男に人に手を触られるなんて考えてなかったから・・・ヤバイよ)

 なんだかんだ混乱を来しているうちに一応それらしく丸い玉が・・・前回と今回併せると10個も。予想外のスピード稽古。
「数ですよ、数踏まないとね」と講師。

「ところで、23日から市の手工芸品展があります。皆さんも出品して下さいね」
(はあ?、試作品の小さいのがあることはありますが・・・まだ二回目の見学、見習いですよ)
「じやあ、これはネックレスに、こちらはストラップに・・・形にしておきましょうね」と、上級者のお姉さま。

「あ、はいはい」新米三人組はヘイコラ頭を下げるだけ・・・。

 とんぼ玉、誘われるままに何となく覗いただけだったのに、このままハマッてしまう・・・?


 でも、感想としては《すごく楽しかったし、昼食にどこかで外食するのも、いい感じ!》

『ポラーノの広場』324。

2014-05-11 06:27:25 | 宮沢賢治
「えゝ。」私はもう明日は帰るイーハトーヴォの野原のことを考へながらぼんやり返事をしました。するとその人は向ふで手のあいてゐるもう二人の人たちを指で招きながら云ひました。


☆詞(言葉)の妙(不思議)により、化(形、性質を変えて別のものになる)鬼(死者の魂)也。
 幻の講(はなし)に変(移り変わる)のは、字(文字)の図りごとである。
 講(はなし)の趣(ねらい)は、普く腎(かなめ)は仁(博愛や同情の心)であり、死による照(普く光があたる=平等)を運/めぐらせている。

『城』1620。

2014-05-11 06:14:55 | カフカ覚書
「わたしたちのお部屋のたったひとつの飾りは、体操用具ね」
 フリーダはそう言って、涙をうかべながら無理に笑ってみせた。

 飾り/schmuck→schmack/馬鹿げた話。
 体操/turn→tourn/企み。
 笑って/lachelnd→rache/復讐する。

☆「わたしたちの唯一の馬鹿げた話は企みを推量することね」
 彼女は涙をうかべながら苦労に満ちた復讐を思った。