ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

210708 鯛焼きわかば

2021年07月08日 | 食べ歩き・お酒 他
せっかく新宿方面へでかけたので、四ッ谷へ
鯛焼きわかばで鯛焼きとあんこを購入
お店は並んでいる人もいなくて、中では2組のお客さんが座って食べておられました
並んでいないわかば、初めてです

210708 新宿御苑 5/5 玉川上水を偲ぶ道

2021年07月08日 | お散歩・その他
園内

玉藻池
解説板: 苑内でもっとも古い江戸時代の内藤家下屋敷の庭園に由来する
大きくないが、奥深く、厚い森に包まれ、冬は水鳥が憩う。池の形と中島の位置が当時の跡をとどめる。
 
池を周り、再度、管理事務所前へ、ここにはサービスセンターが無いと知り、新宿門へ、
途中ソフトクリーム売店で、新宿門にあるのはインフォメーションセンターでサービスセンターは苑中央のレストランゆりのきに併設されていると道を教えてもらい、向かいました
 
サービスセンターには職員の方がおられ、
写真の個人利用は営利目的でなければブログ掲載など構わないことを確認しました。
また、センター内に写真が掲示されている植物の見どころやパンフレットを見ながら、ラベルが見られなかったが園内あちこちで見られたのがヤブミョウガ、アガパンサスが常緑でないこと、ナンバンギセルは8月に日本庭園で見られること・・・などを教わりました
 
 
 
四ッ谷へ向かうには大木土門ですが、新宿門から出て玉川上水の分水を見学して行くことにしました
水路が復元されており、それに沿って約540mの散歩道が整備されています。ここは新宿御苑北側、苑外ですので、無料です。



旧新宿門



オオイチョウ



カルガモがいました
流れに映えるキンミズヒキ
Agrimonia pilosa Ledeb. var. japonica (Miq.) Nakai
アグリノニア ピロサ ヤポニカ
バラ科 キンミズヒキ属
 
 
 
 
・・・ 四谷へ向かい、鯛焼きわかばへ
 
 
なるべく電車に乗る距離を短くすいている時間帯で小雨の中
地下鉄永田町駅~草月ホール~伝統工芸館~外苑~千駄ヶ谷駅~新宿御苑~JR四ツ谷駅
ゆっくりたくさん歩きました
7/12までだった緊急事態宣言は8/22まで延長、いけばなのお稽古もなくなり、また東京へ行くことはなくなっちゃう
すると植物園へ行くこともかなわなくなる
さみしい自粛の日々

210708 新宿御苑 4/5 温室 〜 新宿門

2021年07月08日 | 植物・園芸など
温室を出ると、芝の土塁?の向こうに大きなタイサンボクが開花中

白い大きな花が見えます

高い梢なので写真が難しい・・・
タイサンボク 泰山木
Magnolia grandiflora L. 栽培
マグノリア グランディフロラ
モクレン科 モクレン属
 
 
 
以前、飯田橋を歩いていたときに玉川上水の解説板を発見し、ここの玉藻池をぜひ見たいと思っていました。玉藻池に向かって歩き出しました

いかにも毒キノコ テングタケ属のキノコでしょうか
Fさんがこの時期、新宿御苑にキノコを見に行くと言っておられた・・・これはすごい、名前をきいたら
「イボテングタケ」と教えてくださいました
強い旨味(イボテン酸)があるけど毒(神経毒成分「ムスカリン」や猛毒「アマニチン」)がある毒キノコ
 
お散歩中の親子が、「ヘビ、ピックリしたね、帰ろう」といって追い越して行きました。
へびがいるのか、新宿御苑、すごい
 


モッコク・・・これは雄花、雄しべがある

足元にたくさん落ちていてあたりは白く目を引きました

道路の反対側には、雌しべが飛び出している両性花

先ほどのより茶色い花柄が落ちていました
モッコク 木斛
Ternstroemia gymnanthera (Wight et Arn.) Bedd.
テルンストレーミア ギムナンテラ
モッコク科(旧ツバキ科) モッコク属
解説板: 樹形が良く、紅色の実が美しく庭木として好まれる。
 
モッコクとトベラ(トベラ科トベラ属)の葉が見分け付かなかった。どちらも海岸付近の木という印象だけど
モッコクは常緑高木、トベラは常緑低木。
花のつく位置は、モッコクは葉腋にトベラは本年枝の先に。
モッコクは、このように雄花の株と両性花の株があり、トベラは雌雄異株。
モッコク属は日本にはモッコク1種だけど熱帯を中心に85種ある常緑樹
単葉で互生、枝先に集まる傾向有
花はふつう両性花で(モッコクが変わり者)、葉腋に単性または束状に付く
萼片(宿存性)、花弁、雄しべは5
果実が裂開する場合、赤い種子が白い糸状物でぶら下がる
参考・引用: 日本花名鑑④ p.451
 
 
新宿御苑は広さ58.3ヘクタール(約18万坪)、周囲3.5キロメートル
あまり来たことのないバラを見に整形式庭園へ
美しい左右対称の整形式庭園 両側の高い並木はプラタナス
 
 

新宿門へ戻る途中、こんどは若木の周りにキノコ




切り株にもキノコ、これはナラタケ属の仲間?



切り株の根の部分から出ています
 


アルストロメリア
 


先ほどとは別のタイサンボクの木の下には花びらが散った痕の花が落ちていました
緑色が雌しべで下の茶色い所に雄しべが付いていた
ミケリア属は雌しべと雄しべが離れてついている、そこが違い

樹上にも認められます
 


玉川上水散歩道を見に苑を出たところに ブッドレアでしょうか・・・宿題

210708 新宿御苑 3/5 温室で

2021年07月08日 | 植物・園芸など
公開温室の北側に非公開と思われる大きな温室群がありました
その前に、大きな花序 これはもしや・・・

アオノリュウゼツランでした、何年かに一度しか咲かないという花
隣の茶色い花序は去年の名残でしょうか

アオノリュウゼツラン

アオノリュウゼツラン
温室に入って、剪定を行っていた職員の方に伺ったところ「咲いてました? 昨年咲いたのですが、そのまわりの子株から咲いたのでしょう。10年とか何年とかに一度といわれていますが、子株から2~3年ごとに咲くんですよ」とのことでした

アオノリュウゼツラン 蕾
Agave americana L.
アガベ アメリカナ
キジカクシ科(旧リュウゼツラン科) リュウゼツラン属
メキシコ
 


リュウゼツラン アオノリュウゼツランの外斑品種
Agave americana L. 'Marginata'
クサスギカズラ科(旧リュウゼツラン科)
 


 温室の遺構を見ることができる 明治から大正にかけて建てられ戦後まで使われていた

温室遺構
解説板: E字型の東側の基礎部分の上に切石、さらにその上に積まれた煉瓦
平成22年、大温室工事に伴う埋蔵文化財発掘調査で発見された
 
 
 
 
バウヒニア フォルフィカタ
Bauhinia forficata Link
マメ科 ハマカズラ属 
南アメリカ
解説板: 鋭いトゲがあり、早朝に咲く
 
 
・・・温室に入りました
植物園の温室でおなじみの種類がたくさん展示してありました
 


アリアケカズラ
Allamanda cathartica
アラマンダ カタルチカ
キョウチクトウ科 アリアケカズラ属
黄色い花にまじって青い花もある
 

ヒョウタンウツボカズラ 交配種?
Nepenthes × hybrida
ネペンテス ハイブリダ
ウツボカズラ科 ウツボカズラ属
 
 

カミガヤツリ 紙蚊帳釣
Cyperus papyrus
キペルス パピルス
カヤツリグサ科 カヤツリグサ属
 
解説版が立っていました
古代エジプトの紙。属名がパピルス、茎からパピルスという紙をつくった。アフリカでは今でも船や家を作る材料とする。ナイル川などの岸辺や沼地に大群落を作って生え、たかさ3~5mとなる
 


サガリバナ

サガリバナ
Common putat
コモン プタト 読み方?
サガリバナ科 サガリバナ属
熱帯~亜熱帯地域原産(日本では沖縄など)
解説板: 花は夜咲き夜明けとともに散る。温室では昼も見られることがあるので香りを嗅ぐことができる
 
咲いているところは見られなかったけど、花が落ちていました、いちど香りをかいでみたいものです
 


アンスリウム オオベニウチワ 大紅団扇
Anthurium andreanum cv.   cv.は園芸品種という意味
アンスリウム アンドレアヌム
サトイモ科 アンスリウム(ベニウチワ)属
 
 

サンゴノボタン

サンゴノボタン
Medinilla speciosa
メディニラ スペシオサ
ノボタン科 ノボタンカズラ属
 


レッドジンジャー
Alpinia purpurata
アルピニア プルプラタ
ショウガ科 ハナミョウガ属
 


クスダマジンジャー 別名: マツカサ(松毬)ジンジャー(花の形から)
Tapeinochilos ananasae
タペイノキロス アナナサエ 読み方?
オオホザキアヤマ科 タペイノキロス属
インドネシア原産
 

パキスタキス
Pachystachys lutea
パキスタキス ルテア
キツネノマゴ科 パキスタキス属
 
 

ムサ ウェルティナ

ムサ ウェルティナ
Musa velutina H.Wendi. et Drude
ムサ ウェルティナ
バショウ科 ムサ(バナナ)属
アッサム
解説板: 温室植物でよく栽培される。花序は直立し花は縦に並ぶ
 

アリストロキア ギガンテア
Aristolochia gigantea Mart. et Zucc.
ウマノスズクサ科 アリストロキア属
パナマ
解説板: 蔓性の低木、蕾は風船状、花は長さ50cm幅30cmにもおよぶ
 
蔓で木ってのがあるんだ、フジもそうか、木ってことは年輪ができるのかしら、しかし、大きい
 


プルメリア
Plumeria   英名: Frargipani
キョウチクトウ科 プルメリア属(インドソケイ属)
熱帯アメリカ
解説板: 花束やレイにする熱帯の代表的な花木。香り高く多彩な園芸品種が作られている
 
つづく

210708 新宿御苑 2/5 新宿門から温室まで

2021年07月08日 | 植物・園芸など
森を抜けて新宿門を経て温室に向かうことにしました
 

クロコスミア ヒメヒオウギズイセン 
Crocosmia x crocosmiiflora (Lemoine) N.E.Br.
クロスコミア クロコスミフォラ
アヤメ科 ヒオウギズイセン属
交配種。明治中期に日本に導入され、今では野生で各地で普通に見られる
 


コウテイダリア(皇帝ダリア) ・・・低い所で咲いていたので1枚パチリ
見上げるほどの高さになるから写真にとりにくい花
和名: コダチダリア 別名: タラノハダリア
Dahlia imperialis Roezl ex Ortgies
ダーリア インペリアリス
キク科 テンジクボタン属
 

クリナム・・・ラベルはなかった
 


パイナップルリリー
温室入り口にもあった

パイナップルリリー
Eucomis ユーコミス
属名はてっぺんの葉状苞が髪の毛に見えるところからeuiomes(ギリシア語で美しい髪の毛)
フィールドガイド14園芸植物p.250
 


アガパンサス 受付で伺ったら、いまはアガパンサスがあちこちで見られますよとのことだった

アガパンサスの白

青と白が混植されている
ムラサキクンシラン 別名: アガパンサス
Agapanthus africanus (L.) Hoffmanns. 栽培
アガパンツス アフリカヌス
ヒガンバナ科 アガパンサス属
種小名から連想する通り南アフリカ原産
常緑もあると知り以来気になる、あちこちで見かけるけどどっちかわからん
 


サンゴシトウ
サンゴシトウ Shrub coral tree 珊瑚刺桐
Erythrina x bidwillii Lindl.
アリスリナ ビドウィリー
マメ科 Fabaceae ハギ属
ここの丸いラベルには学名ではなくて英名と科名が併記されている
公園だから?
 
 

温室の入り口にもサンゴシトウ
 

茶色の大きいのは何だろう?と近寄ってみたら、ロウバイでした
あの花からこんな実が・・・
ロウバイ 蝋梅
Chimonanthus praecox (L.) Link 栽培
キモナンツス プラエコクス
ロウバイ科 ロウバイ属