特上カルビの記のみ気のまま

韓国語教育を韓国の大学院で専攻した30代日本人男性が、韓国ソウルでの試行錯誤の日々を綴りました.

明けましておめでとうございます!

2005-02-09 16:33:09 | 韓国留学記
 曇り。最低気温-2度。

 明けましておめでとうございます!韓国語では「セーヘ・ポン マーニ パデゥセヨ!(沢山の福に恵まれますように)」と言います。
 そうです、今日は旧暦の一月一日(元日)でございます。

 旧正月中の二日間(九、十日)、下宿に残っている人は各自食事を作らなければなりません。

 その間の食材を買ってくるようにと、管理人のアジュマ(おばさん)が、下の階に住む日本人留学生Yさんに下宿の鍵と幾らかのお金を預けてくれました。

 そのお金を持って、“ロッテマート”へ昨夜買出しに。ロッテマートでは外出先から直接やって来たもう一人の日本人下宿生Nさんがすでに待っていました。
 
 夜十時を過ぎているというのに、明日の“ソルラル(元日)”を前に“ソッタル・グムム(大晦日)”の買出しで店内はすごい人です。“ソルラル”だけはお店も休みなので、最後の売れ残りを“投売り”しています。閉店時間(夜十二時)に近づくに従って、値札がどんどん安く書き換えられてゆきます。そのへんの“頃合い”を見極めながら「あーでもない、こうでもない」と言いながら食材をカートに放り込みます。お正月の定番“トックック(韓国風お雑煮)”の食材をメインに買い揃えました。

 会計を済ますと、何とか“予算内ギリギリ”におさまりました。
 その後、何故か店内のフードコートでパインジュースで三人、乾杯をしました。“年越しそば”ならぬ“年越しパインジュース”。こんなの初めてです。

 レジ袋2袋分以上ある重い荷物を持って、何とか十一時半過ぎに下宿に到着。食材を台所の冷蔵庫に押し込んで、お布団に入りました。

 今朝、熱いシャワーを浴びて、下の階の食堂に行くと、Yさんが一足早く起きて“トックック(韓国風お雑煮)”を作っておいてくれました。肉を入れすぎたのと、最初から胡椒を入れてしまったために、茶色く濁ったスープになってしまったが、お餅と牛肉の入った“トックック”は胡椒が効きすぎていたものの、なかなか美味しかったです。

 元旦に“トックック”も食べたし、これで今年も健康に過ごせることでしょう! 今年も宜しくお願いします。

 上の写真はソウル市の中心、鐘路(チョンノ)というところにある“第一銀行(チェイル・ウネン)”の新年のディスプレイ(昨年のクリスマスカードの写真に使いました)です。クリスマス前から、旧正月が終わるまで店頭を彩っています。2005の数字の下には「一番初め(第一)に(あなたの)力になります」と韓国語で書かれています。

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