例年通り、戦没者を弔う式典が熊本県護国神社で行われ、加納鉄砲隊の火縄銃発砲の儀も執り行われました。
隊長加納はもうこの世にいないが、名前を引き継ぎ、残る仲間たちで年に2回の発砲を続ける事に決まった。
今年は桜も満開で花びらが空に舞う中での発砲。火薬の匂いとけむり、空砲の衝撃音は何かを祓うような、そんな感じが今回は強くあった。
一風変わった人間たちが集まって、世間からしたら変わった事を真剣にやるのは、なかなか趣があるみたいで、今年の観客はいつもの5倍くらいいました。
隊長加納良寛との思い出は尽きないが、発砲の度に思い出す加納さんの号令がやっぱ胸に残っている。
目に見える世界だけではない、色々な思いや想念が時空を超えて表の世界に出てくる時があるらしいけど、この日も何かが来ていた様だ。
あんまし難しく考えず、とかくあっ晴れに生きたいと思う!