見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

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森づくり条例  10月22日(水)

2008年10月22日 | 見聞知・録
昨日県議会の「森づくり条例(案)検討ワーキンググループ」の会議に出席してきました。

議題は(1)森林環境税についてと(2)森づくり条例(案)についてです。
そもそもこの条例の目的は、①森林整備の財源確保と②森林維持管理への県民意識の高揚のためです。
平成15年に高知県で初めて条例が制定されてから、昨年茨城県で制定され全国で29の県が制定しています。

(1)の税ですが、県民の個人と法人にそれぞれ課税されるもので、税収規模としては1億1千万円(鳥取県)から21億5千万円(神奈川県)までさまざまです。もし、福井県で森林環境税が導入されるとすると、2億5千万円(個人500円、法人5%)程度という試算があります。
しかしながら、福井県では核燃料税を財源として平成19年からの5カ年間、毎年約2億円を支出していますので、現在のところ県民の皆様に課税されることはありません。

Co2削減の観点からも森林の貢献は大きいものであり、森の維持管理に手間ひまをかけることは大変重要なことです。
しかしながら、福井県のように核燃料税を森林整備の財源とする原発自治体はありません。核燃料税を財源としてハード、ソフト両面で整備すべき事業が若狭地域には数多くあると私は考えています。
核燃料税を財源とする期間の終了する平成23年までにしっかりと議論しなければなりません。


今日はです。

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