見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

琵琶湖・若狭湾快速鉄道 実現!

嶺南と嶺北の地域間格差 是正!

国政  2月19日(火)

2013年02月19日 | 見聞知・録

先の衆議院予算委員会と昨日、今日の参議院予算委員会を傍聴(テレビとラジオですが…)して感じたことがあります。

3年半政権与党を経験した民主党、国民新党、社民党、その他、そして野党を経験した自民党、公明党ですが、
国会での議論を聞いていて、それぞれの経験を糧にしているなと感じたのです。
特に、質問に立った民主党の各議員は是々非々の立場から質疑をされ、与党の良いところを評価し、与党時代の経験を交えての質疑は聞いていて説得力が増しているように思いました。

政局政治でなく、国民生活の向上に立脚した議論を今後も続けていただき、国民の目の前の不安と将来不安を取り除いてほしいものです。

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免疫力って何?  2月17日(日)

2013年02月17日 | 見聞知・録

今日の日経新聞記事です。

免疫力が高いと病気にかかりにくくなるといわれています。
その免疫力を高めるためには、バランスのとれた食事や適度な運動、規則正しい生活習慣が良いとされています。
しかし、健康によいことでも、ストレスをためると逆効果になるそうです。

それを端的に示すフィンランドの調査があり、血圧やコレステロール値が高かった40代の男性約1200人を半分に分け、1974年から15年間追跡、片方は最初の5年間はまじめに健康管理し、喫煙や飲酒、塩分、糖分の摂取を控え、定期的に健康診断を受けた。もう一方は何もしないまま過ごした。

まじめに健康管理したグループの方が血圧などは改善したものの、なぜか15年間の死亡者総数では多かった。

「健康的とはいえ、窮屈な生活がストレスになり、免疫力を下げた可能性がある」との見方。

結論としては、
日々のストレスを避けられたらよいが、そんな生活を送るのは難しい。責任感が強く自分自身を追い込む真面目な良い人は長生きできない傾向にある。
免疫力を保つには、能天気で少しずぶといくらいがよさそうだ。

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メディポリス指宿  2月13日(水)

2013年02月13日 | 見聞知・録

がん粒子線治療研究センターの菱川良夫センター長、事務部の住吉和彦部長そして次長の木塲積穂(こばつみほ)の3氏から説明をいただきました。概要は以下です。

メディポリスは公募により命名されており、「医学」を意味する英語「Medical」と、「都市国家」を意味するギリシャ語「Polis」とを苦組み合わせた造語です。 

「メディポリス指宿」は、もともと年金基金が所有する保養地「グリーンピア指宿」だったとのこと。初期投資額230億円を投じて1985年にオープン、17年後の2002年に閉鎖されたものを株式会社新日本科学が6億円で落札したものだそうです。東京ドーム77個分の敷地があります。

メディポリス指宿のがん粒子線治療研究センターのセンター長は、兵庫県立粒子線医療センター前院長の菱川良夫さんで、福井県立病院の陽子線がん治療センターともご縁の深い先生でもあります。

とにかく素晴らしい施設です。そして、がん患者とその家族のケアーができる施設でもあります。センターにホテルが併設されており、リゾート滞在型医療で、患者が家族と寄り添いながら治療を受けることができます。もちろん家族のホテル料金は安く設定されています。がん治療により、離ればなれになることで生ずる親子間や夫婦間の心配事が軽減され、がんの治癒する可能性も高くなるのではないかと考えられているようです。

メディポリス指宿は次の4つの柱構想からなっています。

○  先進医療センター(粒子線治療)

優しいがん治療

・粒子線治療(陽子線)

○  予防医学センター(統合医療)

健康科学方策立案・研究・普及

・食事・運動療法

・免疫細胞療法

・自然療法(ホメホバシーなど)

・温熱療法(ハイパーサーミア治療)

○こころのケアセンター(スピリチュアルケア)

  こころのケア・教育と啓蒙

  ・自然との触れ合い、瞑想の館、座禅断食療法

  ・21世紀高野山医療フォーラムとの連携

○トランスレーショナルリサーチセンター

  創薬研究・臨床研究

  ・大学・企業・研究機関との共同研究(九州大学との連携・共同研究)

  ・乳がん粒子線治療の研究・開発・応用

菱川センター長は、「たとえ県立病院(福井のこと)であっても、これからは例えば患者さんを駅まで迎えに行くサービス部門(外部委託サービスでもよい)の設置と強化に取り組むべきである。そのことが患者を増やす(先進医療のためかなり高額な医療費がかかる)ことにつながる。」と話されていました。タイミングをみて福井県立病院に提案してもよいと思います。また、「国の医療費は37兆円以下に抑えるべきだ。しかし、これから大切になってくるiPS細胞や小児がんはファンド(外国人患者の上り)を設けて治療に取り組むべきだ。」とも述べておられました。

一昨年の3月に開所した福井県立病院陽子線がん治療センターが、患者にとり、より良い治療機関となるようこれまで以上に関心をもっていきたいと思います。

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環境モデル都市 みなまた(其の2)  2月12日(火)

2013年02月12日 | 見聞知・録

市の担当者からご説明をいただきました。

水俣市は、温室効果ガスを2005年比で2020年に33%、2050年に50%の削減を目指している。さらには、エコタウンで市外地域の削減にも貢献するとしている。
また、水俣病の教訓を糧に環境実践活動と環境技術による経済の活性化を促進するとしている。

環境モデル都市の取り組みとして以下の4分野、10項目に取り組んでいる。
○水俣版環境ISOの推進(本来のISOの様な型にはまったものでない)
○エコショップ認定制度(現在16店舗)
○地区環境協定制度(住民の生活ルール作り→現在8地区)
○市民の森づくり(水源の森づくり、漁民の森づくり)
○ごみの減量・高度分割(22種類のごみ分別 レアメタルなど小型電子機器類にも取り組む)
○エコタウン(現在8社のリサイクル、リユース工場が立地)
○地元資源を活かしたバイオマスエネルギーの創出(柑橘類の搾りかす、間伐材、竹など)
○新エネルギーの積極的活用(太陽光、風力など公共施設で積極的導入)
○みなまた環境大学(水俣病の教訓から生まれたキャンパスのない現地で学ぶ)
○村丸ごと生活博物館(生活環境の保全、再生、創造などの活動地区で4地区認定 体験学習)

環境モデル都市実現に向けて(アクションプランの概要)
○環境配慮型暮らしの実践(民生・運輸部門)
○自然と共生する環境保全型都市づくり(自然・エネルギー)
○環境にこだわった産業づくり(産業・運輸部門)
○環境学習都市づくり(環境学習・ライフスタイル)

これらをフォローアップするためにアクションプランに基づく推進と進捗管理を行っている。

水俣市は、「ゼロ・ウェイストのまちづくり」水俣宣言も行っている。まさに環境モデル都市である。因みに、「ウェイスト」とはゴミ、廃棄物の意で使っているそうです。

 

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環境モデル都市 みなまた(其の1) 2月12日(火)

2013年02月12日 | 見聞知・録

 

環境モデル都市を目指す、熊本県の水俣市に来ています。

「水俣市は、チッソとともに発展(人口5万人)し、チッソとともに衰退し、現在人口が3万人を切ってしまった。」とは、水俣市議会議長の真野頼隆さんのご挨拶です。
また、水俣市はお茶所として有名であったが、水俣病の風評被害から、静岡や八女にお茶を送ってそれぞれの銘柄で販売してもらっていたとのことです。

今現在も水俣病で苦しんでいる方も多いのですが、チッソがもたらした公害はさまざまなところへ影響しています。

しかし、水俣市は「水俣病」を反面教師として、環境モデル都市へ向かって、市民挙げて懸命に努力されている様子がわかりました。

 

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視察  2月11日(月)

2013年02月11日 | 見聞知・録

明日と明後日は会派メンバーと九州へ視察に出ます。

12日は、熊本県水俣市で、「環境モデル都市としての事業など取組について」の視察調査を行う予定です。
「水俣病」で現在も苦しんでいる患者もいらっしゃいますが、水俣市は環境モデル都市として生まれ変わろうとしています。
その様子を視察させていただき、我が福井県にも反映できるものがあればと思います。

13日は、鹿児島県指宿市にある財団法人メディポリス医学研究財団がん粒子線治療研究センターを訪れ、「がん粒子線治療研究センター」を視察調査させていただきます。
福井県では県立病院で陽子線がん治療を開始しており、先進的な取り組みやがん治療での患者への配慮などについて調査したいと思います。

視察調査について、それぞれ報告させていただきたいと思います。

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若狭の牡蠣  2月9日(土)

2013年02月09日 | 見聞知・録

カキのシーズンですが、若狭の牡蠣がここ6年ほど出来が悪いと聞きます。
小浜市の仏谷と甲ケ崎が牡蠣の産地として有名ですが、夏の高温とプランクトンの量が関係しているのではないかと言われており、出荷前に死滅したり、生き残っても大きさそのものが商品にならないそうです。
県立大学や県の栽培漁業センターも原因の究明や対策に頑張っておられるようですが、
私としても、2月県議会で取り上げ解決に取り組みたいと思います。

フェイスブックで、津田先輩から議会質問の取り組みについてヒントをいただきましたので、考えていた以上に取り組んでみたいと思います。

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