見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

琵琶湖・若狭湾快速鉄道 実現!

嶺南と嶺北の地域間格差 是正!

おやのこころ   1月31日(日)

2010年01月31日 | 見聞知・録
子どもは幼いころはとても可愛いものです。

よくよく思惟してみると、ほとんど親の思うがままに親の手の中にいてくれるのだからなのでしょう…

子どもは成長するとともに、子どもは子どもながらにしっかりと自ら人格を成長させながら親の手から離れていくのです。

でも親からみると、子どもはいくつになっても自分の子どもなんです…

成長するとともに親の子どもにたいする思いとかけ離れていきます。いわゆる親不孝だと思ってしまうのです。

そこで深く深く思惟してみると親である自分自身もそうであったのです。

おやのこころはおやになって初めてわかるものです。

子どもは自分たちのものでく、み仏さまからお預かりものなのですから




今日はでした
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原子力行政 3つの課題   1月27日(水)

2010年01月27日 | 見聞知・録

昨日「民主党・一志会」が毎月実施している「県政課題検討会」を開催しました。

今月の検討課題は福井県の原子力行政課題である「高経年化もんじゅプルサーマル」です。

午前中は電力3社(日本原子力発電関西電力日本原子力研究開発機構)をお招きし、各法人40分の時間で、それぞれが抱える課題について説明をいただき、それにたいして各議員から質疑を行いました。

日本原子力発電は敦賀1号機が今年の3月14日で運転開始40年を迎えます。いわゆる「高経年化」と言われているものです。国内で40年を超えて運転している原発まだはありません。敦賀1号機が初めて40年を超えて運転することを福井県として認めるか否かが求められています。ただ関西電力の美浜1号機と違って、原電の敦賀1号機は平成28年をもって運転を停止すると期限が明確に切られています。このことは現在建設中の敦賀3、4号機が、それぞれ平成28年と平成29年に完成する予定となっているからです。

今後実施すべき「長期保守管理方針」について、国が認可(平成21年9月3日)していますが、福井県としては県原子力安全専門委員会において、国の審査結果を含めて慎重に審議を行い、日常の保全活動などを確実に実施していくことにより、プラントの安全性は確保されると判断しています。
運転停止時期を平成28年としたい日本原電の方針を了承するかどうかは、県議会(平成21年12月)や敦賀市の意見を踏まえてしかるべき時期に西川知事が判断されるものと思われます。
民主党・一志会としては安全を第一にさらに慎重に判断されるよう求めています。

つぎに関西電力です。
関西電力の課題は、「高経年化」と「プルサーマル」です。
関西電力の美浜1号機は今年の11月28日に運転開始40年を迎えます。日本原電と違い40年を超えてどの時点で運転を停止するかについて期限が明確にされていません。これでは、高経年化技術評価におけるひとつの目安となっている運転開始から60年を超えてさらに運転を続けるととられても仕方のない極めて危険な状況になると言わざるをえません。
民主党・一志会からは、40年を超えて運転を継続する場合、早期に運転停止時期なり後継機問題について明確なスタンスを示すよう関西電力に求めました。
福井県としては、国において現在進められている審査結果を待ち、福井県原子力安全専門委員会での審議を通じ、その妥当性を厳正に確認するとしています。
美浜1号機の運転開始40年を超えての運転を認めるか否かの判断は、国の認可が下りて、県議会としても十分議論して判断すべきものと考えます。

一方、プルサーマル(使い終わったウラン燃料を再処理し、回収したプルトニウムをMOX燃料に加工し、軽水炉で再利用すること)については、高浜3号機においては平成22年秋ころ実施予定、また4号機において平成23年度初めに実施したいとしています。
日本国内では九州電力の玄海原子力発電所で営業運転が始まり、プルサーマルが稼働していますが、関西電力ではもともと10年前にプルサーマル計画の事前了解を福井県と高浜町から得ていました。しかしながら、平成11年にイギリスのMOX燃料製造会社による製造データ改ざんが発覚し、MOX燃料の使用が中止されたり、平成16年に美浜3号機での事故において多数の死傷者が出たことにより関西電力のプルサーマル計画は停止していました。
このような状況から、高浜町民のみなさんのご心情や他自治体とは違う経緯を踏まえて、さらに慎重に対応する必要があります。

福井県としては、今後とも節目となる工程の各段階で、関西電力から報告を求め、その内容を厳正に確認するとしています。

3番目に日本原子力研究開発機構です。
機構は「高速増殖炉もんじゅ」です。もんじゅについてはこのブログ1月20日(水)で、小浜市で開催された住民説明会の模様をご報告させていただきました。
もんじゅは平成7年の12月にナトリウム漏れという衝撃的な事故を起こして以来14年にわたって運転を停止しています。
民主党・一志会からは、長期間停止していた設備の運転再開は極めてその判断の重要性が問われるため、起動前点検等について慎重にも慎重を求める意見が出されました。また、もんじゅの耐震性についても危惧する意見が出され、さらに説明を求めました。

機構としては、国の審査状況を踏まえ、今後、福井県、敦賀市に安全協定に基づいて運転再開の協議願いを提出する予定です。

福井県としては、県原子力安全専門委員会の審議を通じて、プラント全体の安全性について、ハード・ソフト両面で厳正に確認するとしています。

日本原子力研究開発機構としては、平成21年度中の運転再開を目指していますが、民主党・一志会としても、機構にたいしてさらに議論を深め判断をしなければならないと考えています。


私は福井県にたいして、「高経年化・もんじゅ・プルサーマル」という原子力行政の課題を抱え、その判断の可否を求められている今日、福井県の原子力行政が新たな時代に入っていく。このような環境にあって原子力の総括をする必要があるのではないかと意見を述べました。
福井県に原子の灯がともり、1970年の大阪万博に原子力の電気を送って40年経過しようとしている今日、総括は必要なものであると考えます。



今日はでした

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同僚   1月24日(日)

2010年01月24日 | 見聞知・録
我が会派「民主党・一志会」の山田庄司相談役と鈴木副政調会長の新年会へ出席するため大野市と福井市へ行ってきました。

今日は天候も良く快適なドライブ日和となりましたが、大野市の雪の多さには驚きました。

山田議員と鈴木議員の年賀会会場には、それぞれ大勢の支持者がおいでになり両議員への期待の大きさを感じました。同僚議員としてとても喜ばしく会場を後にしました。ご盛会おめでとうございました。



今日の大野市と福井市はでした。
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地域戦略局   1月23日(土)

2010年01月23日 | 見聞知・録

福井地域戦略局へ行ってきました。

県内各種団体からご要望を受け付けさせていただき、そのご要望を民主党本部や関係省庁に届けさせていただくのが地域戦略局です。

もちろん受け付けさせていただいた要望をそのまま民主党本部や関係省庁に届けるのではなく、地域戦略局で精査・調査し、その後中央に届けるようになっています。

民主党の県議会議員が順番で国会議員と一緒に団体の要望を受け付けさせていただくのですが、今日は松宮衆議院議員と糀谷県議会議員そして私の3議員が当番でした。(1月24日付の福井新聞に載っているようです)

この日は、敦賀市長、あわら市長、坂井市長そして福井県原電所在地議会特別委員会連絡協議会からご要望をいただきました。

北陸新幹線、広域連携大学拠点、電源立地地域対策、拠点港湾、国道8号バイパス、農業用水パイプライン、河川整備、原子力発電所所在地安全性確保および地域振興などさまざまなご要望をいただきましたが、改めて地域要望の多様さと深刻さを認識させられました。

松宮衆議院議員は各種要望を適切にテキパキと処理され、政治家として能力の高さにただただ感嘆するばかりでした。今後も松宮先生の下で学ばさせていただき、若狭地域の振興に活かしていきたいと思います。




今日の福井市はでした。

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もんじゅ   1月20日(水)

2010年01月20日 | 見聞知・録

昨日、日本原子力研究開発機構が主催する「高速増殖炉もんじゅ」の住民説明会に参加してきました。

会場には小浜市民約90名が参加しておられました。

研究開発機構からもんじゅの運転再開へ向けた「工程」の説明や「もんじゅの必要性」と「もんじゅの安全性」について説明があり、その後意見交換が行われました。

住民からは、もんじゅの耐震性への心配や核廃棄物の処理問題など積極的に質問が出され、もんじゅの運転再開への関心の高さを感じました。また、高速増殖炉の世界的な現状や研究開発機構の社会的な安全確保の不足(欠如)についても意見が交わされました。

質疑応答を聞いていて感じたことがひとつあります。それは研究開発機構はそれぞれの質問に丁寧に答えていましたが、原子力そのものに疑問を持たれている方の質問のときに、少し配慮に欠けていたように感じました。ただ質問された方も予定時間が過ぎていたこともありもう少し簡潔に質問される必要があったのかもしれません。

研究開発機構としては、平成21年度内の運転再開を目指して鋭意準備中ですが、福井県の西川知事はもんじゅの運転再開については慎重な態度を示されています。

民主党・一志会としては、今月26日の火曜日に開催予定の「県政課題検討会」で原子力問題(もんじゅ、高経年化、プルサーマル)を取り上げる予定です。



今日はでした。春のような1日です。



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謹賀新年  1月1日(金)

2010年01月01日 | 見聞知・録

新年あけましておめでとうございます。

みなさまにおかれましては、ご家族おそろいで新年をお迎えになられましたこと、こころよりお慶び申しあげます。

昨年はみなさま方にご指導ご鞭撻を賜り、おかげさまで1年間県議会議員として活動をさせていただくことができました。こころより感謝申しあげます。なにとぞ本年もよろしくお願いいたします。

今年も「若狭人の挑戦」で若狭地域の発展に全身全霊を傾注してまいります。

平成二十二年がみなさまにとりまして幸多き年でありますよう祈念し新年のご挨拶といたします。


            平成二十二年 元旦   
               福井県議会議員   西本正俊

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