見聞知・録 福井県議会議員 西本正俊  

琵琶湖・若狭湾快速鉄道 実現!

嶺南と嶺北の地域間格差 是正!

屈する  9月24日(金)

2010年09月24日 | 見聞知・録

「そう」あってはならないと考えていたことが「そう」なってしまいました。

「そう」とは中国の圧力に屈して公務執行妨害の船長を処分保留のまま釈放してしまったことです。タイミングが悪すぎます。

10000人の観光客の出国を止めたり、対抗措置としてフジタの社員4人を無理難題で拘束したり、レアアースなる戦略鉱物の輸出の手続きを中止にしたり、人的交流や経済交流にまで発展させ、とても〝世界デビュー〝した国とは言い難いと世界中の国々は感じたことでしょう。

中国という国への感覚がようやく少し良くなってきたのに今回の高圧的対応により感覚が逆戻りです。

今回の検察当局の記者会見も納得できません。政治が判断すべきことを司法当局が判断すべきでしょうか。

民主党の一員としても極めて残念です。弱さに落胆しました。

大国日本の復活を望みます。



今日はでした。めっきり秋です。

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バカヤロー発言   9月10日(金)

2010年09月10日 | 見聞知・録

昨日の午前中に行われた自民党県政会の代表質問中に、我が会派の藤野県議が、いわゆるやじ(不規則発言)を飛ばしました。自民党県政会の議員席に向かって「バカヤロー」とやじったのです。

やじは議会の華と言われ、ウイットに富んだものからネガティブ(聞いていて不快になるもの)なものまでさまざまです。議員の人柄がよく出ていると思います。

バカヤローまではないものの、議場において飛ばされるやじにはしばしば閉口してしまいます。聞いている人を不快な気分にさせるやじを飛ばす議員もいます。

そもそも今回の不適切発言の発端は、自民党県政会の代表質問の中に北陸新幹線の県内延伸を勝ち取れない責任は民主党にある旨のくだりがあったからです。私たちから言わせれば10数年も県内延伸に結果をだせなかったのは自民党です。また、自民党議員は「政権交代さえなければ、いまごろ県内延伸の認可着工は決まっていた」と口にしますが果たしてそうなんでしょうか。

平成20年12月16日に開かれた政府、与党の整備新幹線の新規着工に関するワーキンググループの「整備新幹線に関する政府、与党合意のポイント」を見てみると、「北海道の札幌 ― 長万部、北陸の金沢 ― 福井と敦賀駅舎、九州・長崎ルートの長崎駅舎は、できる限り早急に完成することを前提に、2009年末までに認可するための検討を進め結論を得る」と記されています。

確かに地元新聞紙の一面には「福井まで来年度(平成21年度のこと)着工」と文字が躍っていますが、工期や財源確保については「来年度までに検討」と先送りをされています。また、記事には「本来、昨年度末に決着すべきだった新規着工は、再三にわたり結論を先延ばしされた。与党内では「今回結論を出さないと次の選挙(昨年夏の衆議院選挙のこと)が戦えないとの理由から、優先順位を付けない〝三線同条件着工〝となり福井県が割を食うはめになった」」とも書かれています。

これを見るかぎり昨夏の政権交代がなかったら平成21年度中の認可着工はあったのか…と思います。

本当に北陸新幹線の福井延伸が必要だと考えるならば、見難い争いを仕掛けるより自分たちでできることにしっかりと取り組むべきではないでしょうか。



今日はでした。昼間は残暑厳しいですが、朝晩はめっきり涼しくなりました。

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