政府、与党の整備新幹線検討委員会が開かれましたが、来年3月までに建設財源の確保にめどをつけることで合意するという結果に終わりました。福井県としては恐れていた「年越し」です。
私が昨日議員会館を回って「厳しいものを感じた」そのままが今日の結果に出てしまいました。
福井新聞の速報には、「平成16年に政府、与党が新規着工を決めて以来新たな建設に向けて動き出した」さらに「今後、財源を確保する方法に見通しがたった時点で、政府、与党検討委があらためて協議し、新規着工区間を決める」と文字が躍っていましたが、総額2兆円を超える建設費がネックとなり新規着工区間を決定出来なかったのです。新規着工区間とは「新函館~札幌」、「金沢~敦賀」そして「武雄温泉~長崎」の三つのルートであり、各区間の自治体をはじめとし関係団体は今日の日をにらみ壮絶な運動を展開してきたはずです。各ルート関係者の結果に対する落胆のほどは想像にたえません。各地域それぞれ言い分はあろうと思いますが、国策とされる原子力貢献地域の福井県の立場を国は重く受け止めるべきです。
現実を受け入れ、明日からまた年度末の一括認可獲得に向け厳しい運動を展開しなければなりません。
今日は一日でした。寒い一日でした。