日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括1107

2008-11-09 22:01:11 | 今週の株式総括
今週の株式総括1107

“Change Yes,We can ”

非常に良い言葉だ。頼もしい大統領が生まれた。日本の民主党もあやかって政権交代と・・・。しかし官僚が作った原稿がないと話も出来ない政治家ばかりでは、期待も出来ない。金融危機や米大統領選に気を取られているうちに、日本の衆院解散は遠退いてしまった。選挙をやれば負けることが分かっていて解散をする首相はいない。

閣僚や自民の要職にいる政治家も次の選挙では首が危ないと、ビクビクモノだが、こんなことでは、政治や公務員改革など出来るわけがない。冒頭の大統領の勝利宣言をよくかみしめて麻生首相にはやってもらいたい。だんだんと顔色も冴えず精気が失せてきていると見えるが、そう見えるのは私だけだろうか。

11月5日私の反面教師が、「新しい現実、100年に一度のマネー供給、100年に一度のファイヤーセール」と、超強気宣言レポートを出した。途端に大きく反発していた株価は暴落、9000円を割るところとなった。100年といえば1-2年の底の間違いでも、しれているから今までの間違いも救われる。

何とも皮肉なことが続くモノだ。この人のレポートが出たらまず方向が逆になることを頭に入れて、行動することが大事である。でも前号のエリオット波動で限りなく底値にちかいと論じたが、相場も限りなく下限に近づいていることには違いない。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/elio/eliot.html

今週前半は、瞬間7000円割れから戻すこと9500円台までの大幅上昇であったが、個人が市場に回帰とか、しかし既存投資家は、この値上がりの恩恵は殆ど受けていない。大方の投資家は、7000円台で投げ売りし、再起不能の状態のままだから。

それでもやっと一部の人が買い参戦し途端、またもドスンと大幅値下がりする。矢っ張りだめかと、また投げさせられる。NK平均の25日回帰線と50日回帰線を重ねてみた。50日線は、まだ下落途中で、実践はプラス2シグマを上回り、上がりすぎ利食いが当たり前の水準だ。

10月中旬の高値水準への戻り、やれやれの売り物が出るところで下げがあっても仕方がない。株価も昨年の10月から下げの3分の1戻りを達したところだ。

当面チャートから判断されることは、この急反発による上昇で、取りあえずの底は確認された。25日回帰曲線で、上昇転換が見える。「最大益ボード指数」でもNK,NYは、いずれもなだらかに上昇基調となっている。

 下落率が、欧米を上回るし、最大の買い主体だった海外投資家が日本株は売られすぎだという。

来年後半には1万3000円から4000円の強気予想。企業財務は健全で明らかに割安、心配しすぎたとふり返る日が必ず来る。などなど海外投資家も強気が聞こえる。

決算発表が峠を越して、東証上場企業989社は26%減益予想の見通し。それでも225種のPERは14.56倍、配当利回り2.54%、純資産倍率1.02倍です。10年国債の利回りが1.508%で配当利回りが1%以上も高いのです。

今の不安感がいずれ近いうちに晴れたとき、リスク回避一辺倒の状勢から、株式回帰への波が猛烈に起こってくることは、この数字を見れば明らかです。

目先的なことだが、この乱高下の時、大幅下落は、恐れずむしろ喜んで「買い」に分がある。逆にNYが前日大幅に上昇した翌日の「買い」は、先ず高値をつかむことが多い。勇気が要ることだが、「最大益ボード指数」で、NK,NYのシグナルがともに「買い」の時に、NYが大幅に下がり日本株も連れ安は、日本株は絶好の買いチャンスと肝に銘じておこう。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saikoekiboad/tyumoku/sboad_top.htm 

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日経平均の最大益ボードで分析したチャートです。

http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saikoekiboad/kaisetsu/kaisetu.htm



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