日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0709

2010-07-10 08:53:34 | 株式ニュース
今週の株式総括0709

 賭博は、決して良くない。精神的にも肉体的にも悪いことはあってもいいことはない。
野球賭博はやったことはないが、その昔、神戸に赴任しているとき、呑み屋(個人が受けるがヤクザではない。1票90円で万馬券以上最大払い戻し9000円)での馬券買ったあ。いわゆるこれも禁止された「呑み行為」というものです。土日のお休みはTVと電話にかじりつきで競馬ばかり、女房、子供には本当に悪い親だった。品行方正になっている今でも当時を思い出しては、非難されることがある。賭け事、麻雀はタバコと一緒でなかなか止めることが出来ない。10年程前まで、府中にもよく通っていた。競馬場ですが、今はすっかり足を洗ってます。経験者語るというか、やっていたから一番良く判るのですが、小遣いがあればあるだけ全部やる、儲かれば尚更、熱くなることはあっても覚めることはない。人格が変わる。買っても負けても何にも残らない。残るのは虚しさだけ。これが競馬であり博打、麻薬と一緒ですね。これはやっぱり良くない。のめり込み自分を見失う人が多い。

競馬、競輪、競艇など、好ましい国のやるべき事業とは言えない。近頃の事件の起因を探れば、パチンコであったり競馬、競輪で、金をすってその穴埋めで又カネを借り、ズルズルと泥沼に、その後は自殺、強盗、殺人、麻薬などに及ぶケースが多い。

 今度の相撲界の事件、力士は相撲部屋でずっと過ごす事が多い。街中で遊べば目立つ、自ずと遊びも限られる。封鎖されたようなこんな世界では刺激のある遊びを求めたくなるのは、人間自然の理でしょう。しかも若い盛りの元気の余った男ばかりの集団。

国から補助金を受ける団体がヤクザに資金提供をする片棒を担いでいたこと、野球賭博=ヤクザに資金提供、これが問題だった。理事である元貴乃花がまた一人協会に注文をつけた。琴光喜に救済を、十両スタートでも解雇だけは止めて、と申し出たが、認められず理事退職願を。退職届は受け入れられなかったが、一人の青年が一生を棒に振った。自業自得の結果で解雇、致し方ないといえば,そこまでだが。日本人的発想を待望するマスコミ、又いずれ近いいうちに騒ぎ出すのか。名古屋場所開催もNHKテレビ放映せず、警視庁は相撲部屋家宅捜査と未だこれから問題が続々と暴かれる。

しかしこれも天下りの絡む公益企業の不祥事、1年間74兆円の税収で、公務員への年間支払い給料60兆円という現実がある限り、こんな事件はなくならない。「事業仕分け」はますます拡大して、天下り根絶を期待する。



,NK,NYともに売りシグナルのままだが、企業努力で上場企業の前期末で実質無借金会社が5割になった。企業の景況感はプラスに転じ、個人の景況感も2年半ぶりの水準を回復した。

イオンが営業益2.5倍とか、ビッグカメラが営業益58%増、あれだけ悪かったダイエーまで黒字となり、大手百貨店は前年実績を上回り、高額商品が売れ出したとか。ボーナスが増えた企業が多い。ボーナス商戦が好調なのです。

半導体需要は世界で大幅に回復、パソコンの売れ行き好調、iPadにiPhoneが半導体やパソコンの需要を盛り上げる。電子書籍市場は拡大のテンポが広がり、IT企業の活況は、クラウドの需要で拍車がかる。鉄道・水処理など官民上げて推進する。

景気回復と財政改革は、何としても菅内閣でやってもらわなければならないのだが、もう選挙の先読みで与党過半数割れで,、消費税引き上げを引っ込めざるを得ない様、政権運営が危ういなど、アナリストやマスコミのうるさいこと。

又政権を変えるとか変わるとか、そんなことばかりを話題にしている。これだけ政権が変わって海外から笑いものにされ、なお政権が変わるように、誘導発言をするマスコミ、自分たちが国民の声として、いかにも正論のように言う。これこそ何とかしなければ、何時まで経ってもこの悪循環から抜けきらない。

マスコミこそが日本の恥じ作りをする元凶なのかも。いかにも国民の声だと言いながら。

いい決算発表でも、かならず新聞評には、「先行き不安」とか「懸念」、「減少」「縮小」「悪化」「不透明」とか、最後にかならず添え書きだとか注釈が付く。心配だから、自信がないから、理解ができない、そこまで予測ができないからなのだろうが、それが投資家に悪い影響を与える。良い材料は話半分、悪材料を過大に、当然株価は必要以上に下げる。自ずと、投資家は市場から離れ、市場は収縮する。株価は下落する。今の市場の現状は、その繰り返しの連続なのかも。

最大与党や政権・政策を「褒める」より、「けなす」方が圧倒的に多い。話題にもなり、国民受けするから、ますます過熱して皆その方向に走る。報道は正しい現状を伝え、視聴者や読者に正しく理解、認識を深める為にあるべきで姿と思うが、「報道の自由」を履き違えているのではないか。

株式益回り全銘柄前期3.24が今期は5.87、純資産倍率225種で1.11倍、上場企業の前期末で実質無借金の会社が47%と5割に迫り手元資金は潤沢なのです。一つ流れが変われば、下げ過ぎの割安は明らか、株価の大転換にもなり、景気拡大への態勢はもうそこに見えたと言えるのではないか。それでもなお先行き不安,懸念が・・・と言う人は、・・どうぞ。そんな人が多いからそんな時にこそ底をつけるのです。それが相場なのです。

それにもう一つ確かな「買いシグナル」ある。テクニカルシグナルではないが、私が信奉する反面教師がこうレポートしたのです。「短期的には不安が高まりさらなる株価下落の可能性は排除できない。米株安、米国景気不安は投資家のリスク回避姿勢を一段と強め、円高を誘導し、それは回復しかかった日本経済と日本株式に新たな制約となる」と、7月5日のレポートだ。丁度このレポートを制作していた前の週末」が9200円を割り込み年初来安値を付けた時だ。あれから今週末までに東京市場は394円、NY市場は512ドルも上昇しているのです。只の一週間の動きがこうなのです。

反面教師たる存在感厳然と輝く、その威力や如何に。来週も楽しみだ。





7/8 am6:43配信「最大益ボード」を注目の皆様へ第132弾

この2日間に渡る米欧の株価上昇は、いよいよ底値脱出の兆し。ユーロ危機は欧州の各国の株価で、中国景気減速不安は上海株年初来安値ですでに折り込み、NY株価は米景気減速を、過大に悲観した結果に。いよいよ超割安に迄売り込んだ日本株の仕込み場が到来した。[



炭素繊維で「東レ3402」「三菱レーヨン3404」

車では「日産自7201」のめざましい回復が目立つ、割安目立つ「ホンダ7267」、「トヨタ7203」も

IT,半導体で、「富士通6702」、「東芝6502」、「日本電気6701」

個別銘柄のアナリスト評価です。しかも割安と思われる銘柄だけピックアップしました。ここは「ふくろう速報銘柄」は特に要チェックです。

http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/meigara/2010/meigara201007.html

http://members3.jcom.home.ne.jp/seifujii/meigara/2010/meigara201006_3.html

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