日経ニュース拾い読み

朝夕、日経を拾い読み、週末は「今週の株式総括」で市場をふり返り、次週の予測を展開する

今週の株式総括0123

2009-01-24 08:05:30 | 今週の株式総括
今週の株式総括0123

景気回復が見えたら、解散にというが、いまの状況でなるわけがない。解散はなく、麻生政権が9月まで居座ると言うこと。景気対策も満足に打てず、行政改革は横に置いて先に消費税上げを表明する、景気回復は民間のリストラなど企業努力だけがたより、官の無駄を省くことなど全く頭にない。

選挙前に消費税上げなど銘記すべきでないと、自民内でも大もめ、もう自民内はガタガタで選挙に戦々恐々としている。「渡り」を赦す付則について批判集中で、内閣人事室の名前も変えるという。天下り人事だけが業務ではないと管理・運営もする口実で別の名前にする。名前を変えて何としても渡りが出来るような文言を何処かに残しておきたい。官の悪知恵が見え見えの作戦だ。

中途半端な国会審議で議員が騙されて、こんなこと何時も赦して、またまた密かに行われようとしている。この金融危機のとき国民に歓迎されない定額給付金すら満足に国会審議を通せない政権、参院審議では、民主党の石井議員が某雑誌の首相の論文の難しい漢字を取り出して、「はたして首相の論文か」と漢字テストまがいの野党の追求も御粗末。こんな国会審議に時間を浪費する暇はない。

最大益ボードでNK平均とNYダウ平均を見た。50日回帰線と100日回帰線を記したが、どちらもマイナス2シグマ近辺まで到達している。過去100日線の2シグマ以下に下落はどちらも2日と経たずにに反発している。今回は違うかなと思えど確率では100回あってせいぜい3回しかでない株安の水準であることがいずれ証明されるのか。  

今回の下げは欧州の金融不安が株価の足を大きく引っ張った。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランドの損失3兆7000億円は日本の大手行が3行すっ飛ぶような巨大損失、どのように収拾を図るのか。いままで米国だけ注目しておけば良かったが、完全に欧州に拡がった。米ドルだけでなく、ユーロの下落が始まった。腰を落ち着けて買うには、市場環境があまりにも悪すぎる。

ソニー、トヨタなどの雇用調整や大幅業績下方修正で、景気悪化の方向ははっきりした。来年度の経済成長もマイナス2%台に落ちると日銀が予想を下方修正した。全業種が先行き不透明で成長産業を探すには、回復の先駆けとなる業種を見つけなければならない。車や住宅などのいままでの成長は、規制解除や減税だや融資など大幅な支援策があって成し遂げられた。オバマ米大統領の73兆円に及ぶ経済政策がいよいよ明るみになってくるだろうが、いままで石油に頼っていた経済政策を、太陽光や風力など自然エネルギーを利用した次の経済成長模索が絶対に必要となってくるだろう。

23日の日経にこんな記事があった。企業が再生エネルギーに投資をすると言うことは日常茶飯事のことだが、ファンドで投資の話が出てきたのは初めてだ。いずれ我も我もと急ぐ動きが見えてくるはずだ。見出しだけだが紹介する。

日本の太陽光発電関連銘柄にアブダビ政府系ファンドのムバダラが投資、SBIHDと共同で、再生エネルギーに関連する企業で太陽光や風力発電に必要な製品の生産や発電効率を高める技術など開発するベンチャー企業への投資

今週は速報に、こう記した。

01/22 am:8:59配信「最大益ボード」を注目の皆様へ、第35弾

オバマ米国大統領就任演説の一部から

今日から我々は立ち上がり、ほこりを払って、米国を作り直す仕事に取りかかろう。 なすべき仕事は至る所にある。米国経済は、大胆かつ迅速な行動を求めている。そして我々は新規の雇用創出のみならず、新たな成長の礎を整えることができる。道路や橋を造り、電線やデジタル通信網を敷き、商業を支え、我々を一つに結び付ける。科学を本来あるべき地位に戻し、医療の質を引き上げながら、そのコストは減らす。太陽、風や土壌を利用して自動車を動かし、工場を動かす。新時代の要請に合うよう学校や単科大、大学を変えていく。我々はすべてのことを成し遂げられるし、行っていく。

(フォロー銘柄アドバイス)

わがふくろう会員の銘柄をこの演説の一部からあらためて再認識すべき。

6*** ****、戻り高値抜けから、一服の狙い場にあり

6*** ****、個人の値幅取り銘柄、押し目押し目を買う

5*** ****,蓄電装置は太陽誘電に絶対必要

5*** **** 米はADSLから光回線でデジタル通信網にいずれ花開く

などなど

最大益ボードのシグナルを確認して、売り買い判断をしながら。

これから大幅減益とか下方修正に相場はまだまだ揺れる。その中に新たな成長株を探す方針、新たに銘柄を速報する予定です

 http://fukurou.sub.jp/ は、「注目銘柄を速報配信」するサイトです。銘柄診断(無料)

日経平均・NYダウ・WTI・為替の「最大益ボード」で分析したチャートです。http://www001.upp.so-net.ne.jp/seifujii/saikoekiboad/kaisetsu/kaisetu.htm

日経拾い読み0124

2009-01-24 06:54:16 | 株式ニュース
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 【マガジン名】 今週の株式総括
 【個別ページ】 http://www.mag2.com/m/0000262798.html

20090124(土)
*一般企業に公的資金、政府が注入制度、経済安定へ安全網、保険・証券も対象、大賞選定など透明性が課題、損失発生なら国民負担も

*自動車国内生産4割減、1-3月3者社見通し、在庫の大幅圧縮を狙う、関連業種も生産調整、三菱電機など休業日を拡大
*日産、14年ぶり営業赤字、販売不信・円高が響く、今期1000億円超
*アサヒ、中国ビール2位青島に20%出資、中国で「ドライ」強化

*来年4月統廃合、損保3社が発表、三井住友海上、あいおい・ニッセイ同和、市場再編の呼び水に
*主要中銀、供給残高1兆ドルに、日米欧など15中銀、民間銀の調達金利落ち着いた動き
*景気判断3ヵ月連続下方修正、輸出など総崩れ
*英10-12月、GDP1.5%減、10ー12月景気後退入り

*景気対策法案成立、米議会に協力要請、公共事業と減税で攻防、超党派の合意、難航も
*米GE、純利益46%減、10-12月、金融事業の不振・新興国でのインフラ事業で不振
*ドコモ、端末開発費を支援、NEC・富士通など4社に¥今年総額150億円、不信メーカー下支え
*行革の加速を首相が指示、4月にも工程表、内閣人事局名称変更で調整
*世界のIT企業急減速、10ー12月グーグルやインテル大幅減益、個人消費冷え込む、成長の目を探る
*独DRAM大手世界5位キマンダ破綻、資金繰りが悪化

*野村、米国債取り扱い再参入、公認ディーラー申請へ、破綻したリーマンの欧州・アジア部門の買収で、一旦縮小した米国債事業の拡大を急ぐ
*中国卸売物価1.1%下落、12月前年比6年ぶりマイナス
*コマツ、47%減益に、今期純利益、新興国向けに急減速
*三菱重、H2A打ち上げ成功、海外受注に弾み、信頼性アピール、大型機が次の焦点に

*薄膜型次世代太陽電池、三洋・新日石1000億円投資、新会社設立、年100万キロワット生産、
*三菱商事、新油田を開発、総事業費100億円、地域分散し安全調達、西アフリカ・ガボン鉱区
*デジタル家電価格急落

*トランスコスモス、中国拠点を拡充、ソフト技術者倍増
*日航、コスト減へ緊急措置、研修休止や無休休職再開
*ANA営業減益幅が拡大、今期予想より200-300億円、ビジネス客が急減
*スタンレー下方修正、今期受注急減、純利益136億円
*日立電線、最終赤字530億円、高機能材料の需要不振

--1/23夕刊--
*08年末世界の時価総額、生活関連・医薬が上位に浮上、景気後退で勢力図変化、新興国・金融振るわず
*米大統領、国際協調へ外交重視、中東・アフガンに大物特使
*サムスン、初の四半期赤字、10-12月半導体・液晶の不振が響く
*新日鉄、粗鋼生産4割減産、1-3月君津など高炉休止を検討
*税制改正法案政府閣議決定、消費増税に先送り余地
*米グーグル初の減益、10-12月、AOL評価損など響く、急成長路線、転換点に、倹約経営を続ける
*日立電線、米の2工場を閉鎖、自動車部品、受注急減で
*米マイクロソフト、重要分野で投資継続、経営資源配分見直し
*クライスラー、新社大幅値引き販売、政府融資を受け、在庫の解消を狙う