フラガール予備知識 2014年1月修正版

現在、スパリゾートハワイアンズダンシングチーム、いわゆるフラガールは全部で37名。

40期生　大森梨江チームリーダー（モアナ梨江）
36期生　今城るりか（ティアレるりか）　石井美子
40期生　鈴木幸恵（ロゼラニ幸恵）　工藤むつみ
41期生　山際麻衣（マカレア麻衣）　松本千鶴　寿々木麻美
42期生　小林苑未（オーリノ苑未）　小宮玉恵　鷺加織　浜津奈苗
43期生　小野寺千尋
44期生　木野田舞子　渡辺愛　渡辺舞　難波麻衣子
45期生　須藤水貴　大河原綾華　矢澤佑吏　賀澤教子　佐藤花絵
47期生　熊谷聖菜　鈴木晴奈　和田絵美里　平田千晴　梁瀬結香
48期生　西尾涼子　高浜美咲　谷合瑠莉
49期生　安保里緒菜、嵯峨千晶、駒井萌、磯真里奈、小池春香、加藤咲樹、野夕貴

フラガールになるには、まず常磐音楽舞踊学院（ハワイアンズと同じく常磐興産の経営する正式な各種学校）を受験し、
合格すると常磐興産の正社員として学院に配属され、寮生活を送りながらレッスンを受ける。

レッスン内容は、フラ、タヒチアンを中心とした民族舞踊の他、
バレエ、ジャズダンスなどの基礎レッスン、さらに声楽、楽器演奏、茶道、華道など多岐にわたる。
「北の宝塚」とも言われ、かなり厳しい内容のレッスンのようである。

在学期間は2年間だが、1年目の6月か7月に初舞台を踏み、それからは舞台とレッスンが並行する。
ただし、47期生に限っては震災のため初舞台が遅れ10月となった。
また、46期がいないのは震災のためではなく、震災の前年に各種の事情により募集しなかったためである。

在学中「学院生」と呼ばれた彼女らは、卒業とともにプロダンサーとして常磐興産と専属契約を結び芸能社員となる。
48期と49期はまだ常磐音楽舞踊学院を卒業していないので「学院生」扱い。
47期以上がプロのフラガールということになる。
今年の4月には48期生が学院卒業しプロとなり、50期生が入学する。
節目の年である50期生が、どんな子たちでどんな成長を見せるか、今から楽しみにしている。

昨年の例では、47期生は卒業直後の4月にハワイ研修（修学旅行？）があり、フラの祭典メリーモナーク・フェスティバル見学や、現地でレッスンを受けるなどした。
（ちなみに引率役でロゼラニ幸恵さんが同行した。）
なお「フラガール」という名称は、2006年の映画『フラガール』の大ヒット以来、一般的となった。

上の名簿で（）内にカタカナ名を持っているダンサーが5人いるが、
これはソロダンサーだけに与えられる栄光のハワイアンネームである。
モアナ＝「大きな海」
ティアレ＝「タヒチを代表する花」
ロゼラニ＝「マウイ島の小さな赤いバラの花」
マカレア＝「光り輝く瞳」
オーリノ＝「光り輝く」、「輝く」
それぞれのキャラにぴったりの名前が付けられている、とわたすは思う。

ソロダンサーは、昼夜2回あるショーのフィナーレのパートで、
ステージ上でタヒチアンダンスを一人で踊る、その日のショーのトップダンサー役となる。
また、ソロを踊ったあと「ソロダンサーは○○！」とショーの中で1人だけ名前をアナウンスされる存在である。

ちなみにショーは毎日昼と夜（別内容）に行われるが、常にメンバー全員が舞台に立つわけではない。
当然休日もあれば、出張公演などでハワイアンズにいない場合もある。
大体平均20人くらいがメインステージであるビーチシアターで踊るようである。

ショーの内容は大体年1回のペースでリニューアルするようである。
昼の部は「フラガールポリネシアンレビュー」といい、現在のレビューの名称は『E Komo Mai』（ようこそ）。
夜の部は「グランドポリネシアンショー」といい、現在のショーの名称は『オハナこころひとつに』。
映画『フラガール』で蒼井優が踊って有名になったソロダンス「タネイムア」は夜の部のクライマックスで踊られる。（衣裳も映画と同じ）
5人のソロダンサーそれぞれに、微妙に振り付けが異なる部分があり、それぞれの個性を出している。
（個人的にはロゼラニさんのソロが一番好き。）

さて、常磐音楽舞踊学院50周年記念事業として、
7月9日（水）に東京国際フォーラムにて記念公演『イムア・未来へ』をするということで今から楽しみにしている。
絶対行くからね！！（笑）