「桐島、部活やめるってよ」 朝井リョウ 集英社
ある高校の物語。
バレー部のキャプテン桐島が部を辞めた。
同じリベロの小泉風助は、それで試合に出られることになる。
それを嬉しそうにほのめかす孝介には、気安く同調は出来ない。
風助は誰よりも桐島に影響を受けていたことに気が付く。
今の高校生は、こんな感じなかと思った。
自分の時とは、もう世界が違う。
しかしみんなこうだったら、将来は不安だ。
人をランク付けし、どこかに収まっていないと学校生活が出来ない、みたいな。
学校というまだ狭い世界を、更に狭くしているようだ。
きっとそうでない人もいると思うけれど、ここには登場しない。
本が発売になった時、話題になっていたが、きっと若い人向きだからと、手が出なかった。
映画になり、その宣伝で面白そうかと思い手にするが、どうも映画の宣伝とは違うイメージ。
高校生の活気がなく、あまり前向きにはなれない。
桐島が部活を辞めたという波紋も、それほど感じなかった。
何だか虚しさを感じる。
もっと若ければ、違う感想を持つのだろうか。
結局、自分がやりたいことをしっかり持っている、前田や武文が輝いているという結論は、当たり前過ぎる。
ある高校の物語。
バレー部のキャプテン桐島が部を辞めた。
同じリベロの小泉風助は、それで試合に出られることになる。
それを嬉しそうにほのめかす孝介には、気安く同調は出来ない。
風助は誰よりも桐島に影響を受けていたことに気が付く。
今の高校生は、こんな感じなかと思った。
自分の時とは、もう世界が違う。
しかしみんなこうだったら、将来は不安だ。
人をランク付けし、どこかに収まっていないと学校生活が出来ない、みたいな。
学校というまだ狭い世界を、更に狭くしているようだ。
きっとそうでない人もいると思うけれど、ここには登場しない。
本が発売になった時、話題になっていたが、きっと若い人向きだからと、手が出なかった。
映画になり、その宣伝で面白そうかと思い手にするが、どうも映画の宣伝とは違うイメージ。
高校生の活気がなく、あまり前向きにはなれない。
桐島が部活を辞めたという波紋も、それほど感じなかった。
何だか虚しさを感じる。
もっと若ければ、違う感想を持つのだろうか。
結局、自分がやりたいことをしっかり持っている、前田や武文が輝いているという結論は、当たり前過ぎる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます