しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「007 白紙委任状」  ジェフリー・ディーヴァー 

2014年06月23日 | 読書
「007 白紙委任状」  ジェフリー・ディーヴァー    文藝春秋      
CARTE BLANCHE 池田真紀子・訳

20日金曜夜の計画を確認。当日の死傷者は数千に上る見込み。
イギリスの国益にも打撃が予想される。
イギリス政府通信本部が傍受したEメールは大規模な攻撃計画が進行していることを告げていた。
金曜までの6日間で、敵組織を特定し、計画を阻止しなくてはならない。
イギリス諜報界が阻止作戦のために 緊急指令が発した相手は―ジェームズ・ボンド。暗号名007。
ミッション達成のためにはいかなる手段も容認する白紙委任状が彼に渡された。
攻撃計画の鍵を握る謎の男アイリッシュマンを追って、ボンドはセルビアに飛ぶが、精緻な計画と臨機応変の才を持つアイリッシュマンはボンドの手を逃れ続ける……
セルビアからロンドンへ、そしてドバイへと続くボンドの決死の追撃。
その果てに明らかになる大胆不敵な陰謀の正体とは?
                      <カバー見返しより>







ジェフリー・ディーヴァーが書く007ジェームズ・ボンド。
007は映画で観ているが、読んでいて頭に浮かんだのはトム・クルーズ。
違う違う、それはミッション・インポッシブルだ。
何だかごっちゃになっている。
自分には、ボンドの確固たるイメージはないのだ。
ボンドは世界を飛び回り、アクション。
それがリンカーン・ライムとは違う所。
しかし、ディーヴァーらしい所とアクションのボンドと上手く合わさった物語。
ただ、リンカーン・ライムのファンとしては、その頭脳戦が少々物足りなく感じる。
アクションの方も、あまり新鮮味はないような。
きっと映像で見たら違うのだろうが。
やはり、007と言う事は映像を意識しているのだろうか。
敵方の人間たちが、魅力がないのも残念。
黒幕も何となく分かる感じ。



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