しましましっぽ

読んだ本の簡単な粗筋と感想のブログです。

「田中将大 ヒーローのすべて」 黒田伸

2008年03月18日 | 読書
プロ野球パ・リーグの新人王に輝いた東北楽天イーグルスの田中将大投手。
父と歩んだ野球少年の秘話、今だから明かせる駒大苫小牧高校時代のエピソード、ハンカチ王子との球史に残る激闘、新人王を獲るまでの昨シーズンの軌跡などをまとめた。
巻頭には秘蔵写真を含めたカラーグラビア、巻末には本人のロングインタビュー、公式戦全記録も掲載。
       <単行本帯解説より>



楽天・田中マー君の本。
帯には「読み出したらとまらない!」ともあったが、本当に読み出したらとまらない。
中々面白かった。
もうヒーローと呼ばれてしまったが、高校の時に北海道民及び出身者にはまさにヒーロー。
日ハム戦の観客も様子が可笑しかった。
大事な試合だから日ハムに勝ってもらわないと困るけれど、マー君も応援したくてマー君グッズを持っているという。
その気持ち、分かる!って。
そして、今は仙台のヒーローにもなっている。
仙台とプロ野球の繋がりはロッテが最初だったとは、知らなかった。
そんな知らないこともあったが、結構色々な記事やインタビューを読んでいたので、あまり「知られざる新事実」というのは少なかった感じはする。
自分としてはもう少し、駒沢苫小牧の甲子園の裏話を知りたかった気もするが、考えたら田中投手としたら最近のこと。
そして今は前を見詰めているから出て来ない話もあるだろうな、と勝手に納得。

巻頭のカラー写真の他にも、本文中に写真が入っているのがいい。
マウンド上の大魔神のような形相と笑顔のギャップがとてもよく、いい表情がいっぱい。
でも、1番のお勧めは巻頭にある、バットを振っている子どもの頃の写真。
今と同じ笑顔で物凄く可愛い。

田中将大投手はこれからもっともっとヒーローになっていくだろう。
この後も何冊でも本になる活躍をしていって欲しい。
もうすぐ始まる2年目のシーズンが本当に楽しみだ。

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