本棚7個じゃ足りません!

引っ越しのたびに蔵書の山に悩む主婦…
最近は二匹の猫の話題ばかりです

びくつく買い物

2006年10月19日 | 日々のこと
先日買い物に出掛けた時に、人生の縮図を見てしまいました…。
場所は洋服やさんだったんですけど、入った途端、上の立場らしい強そうなおばさま店員が、優しそうなおばさま店員に居丈高に室温調節を言い付けていて、その感じにまずびくっとした。(注:他にもお客さんいます)

苦手だなぁ、こういう空気…。おばさま同士仲良くしろよ~とか思いつつ、ちらちら探していたら、その優しそうな店員さんが声をかけてくれたので、用途と予算を伝えて、二、三点見せてもらいました。

で、最も相応しいものを手に、試着室に入って、カーテンを閉めた訳です。
そしたら近くにいたらしい例の強気な店員さんが、「○○○で着るんだったら、こっちの裾の長いほうがよかったんじゃないの?」と問い詰めだした。
ひいぃ!こちらにも丸聞こえデスよ!Σ( ̄ロ ̄lll)
「お見せしましたけれど、ご身長からすると長すぎるようでしたので…」と答える先ほどの店員さん。(本当にそうだったのよ)
文字にするとなんてことないけど、その時は(ああっ、こんな些細なことで責められてるわ…)と、もうはらはらドキドキ。

もしかしたら注意している方は店長だったのかもしれないけど、聞こえないようにやり取りしてほしいものだった。
試着が終わって、「裾丈はどうでした?」と尋ねられた時には、思わず「これくらいがちょうどいいです!」と断言してしまいました。なんで客のわたしが気を使わなくちゃならないの…と思いつつ(笑)。

まあ、よくある光景だったのですが、これまでの経験から言って、ホントにオバタリアン(死語か)は、温和しいおばさまが嫌いだよなぁ…と、確信を抱いてしまいました。
それに仕事上の上下関係があったりすると、すさまじいよね…。実際は温和しい人の方が感じの良い接客をしていても、何かと粗探ししたり、馬鹿にしきったような態度をとるよね…。オバタリアン、地味目の若い娘には寛大なんだけど…。年代近いと容赦ない。傍から見ていて、何もそんなきつい口調で物を言わなくても…とびびる時がある。

誰でも考えることなのでしょうが、改めて、心美しく年を重ねたい…と思いました。美貌が物をいうのは十代二十代まで。その後は社会でワガママ通しても全く可愛気ないものね。(一部例外もあるかな~。でもわたしは確実に可愛くないだろう)

やはり、立場の弱そうな人間を捕まえて何かと優位に立とうとするおばさまよりも、陰険な言葉なんか笑い飛ばしちゃう、あっけらかーんとおおらかな、円熟した女性になりたいのです。
目指せ、三十代以降の成長!