まず副題の刀伊の入寇について、全く知らなかったので、今回は、衝撃が強かったです。日本史の授業には、出てこない気がします。
大宰府でまひろと再会するも、逃げてしまう周明。
「待って、息災だったのね。」「俺のこと、恨んでないのか。」「もう20年の年月が流れたのよ。」「すまなかった。」「無事で良かった。」
まさかこんなところで、再会するとはという展開。
周明は、再び薬師として、仕事をしているとのこと。
周明は、まひろたちを政庁に案内することになります。
大宰府は、大賑わい。博多から商人がやってくるとのこと。
まひろは、双寿丸と再会。
こちらも、びっくり。
双寿丸は、もう出ないと思っていましたから。
藤原隆家が、やってきます。そういえば、目の病を治すため、大宰府に赴任したのでした。
まひろは、宋の国の茶でもてなされます。
色からすると抹茶ですね。
最初は、抹茶は飲みにくいものです。
隆家は、「富はいらぬ、仲間がおれば。」
なんかたくましくなりましたね。
まひろは、隆家から、道長が出家し、体調を崩していることを聞かされます。
太閤様=道長の名前を聞いて、顔色が変わるまひろ。
月を見上げるまひろ。
周明が太閤様についてまひろに尋ねます。源氏物語についても。
「物語が人を動かすこともあるやもしれない。」とまひろ。
2人の相性は、良いみたいです。
同じく月を見上げる道長。
倫子が、「これで良かったと思います。」「心配をかけたな。」と道長。
まひろは周明に、「そろそろここを発とうと思うの。」「松浦に行かないと。」
周明が、船着き場まで、送って行くと言ってくれます。心強いですね。
僧侶・常覚が、隆家のところへやってきて、3月末に賊が襲来し、壱岐の子どもと老人を殺して、他の者たちを連れ去ったというのです。
敵は、異国のもののようです。
兵を集めて博多を守ることとなります。
刀伊の入寇の始まりであるというナレ。
隆家は、博多の警護所に向かい、刀伊と呼ばれる異人の来襲に備えると宣言します。
なんとか打ち払うことができたようです。
倫子は、赤染衛門が書いた物語に目を通します。
話が宇多の帝からになっているのに違和感を覚えたようですが。
赤染衛門は、大化改新から書きたかったと。
赤染衛門に圧倒され、倫子は、「もう衛門の好きにして良いわ。」
まひろと周明は、船越の津で一夜を明かすことになりました。
まひろは、道長のことをかばいます。「あの人は、私に書くことを与えてくれたの。私が私であることを与えてくれたのよ。」
「都には、私の居場所もない。私は、もう終わってしまったの。」
周明は、まひろに、「書くことは、どこでもできる。紙と筆と墨があれば。」
良い励ましの言葉ですね。心にズドンときました。
まひろ、乙丸、周明は港を目指し浜を歩いています。
逃げ惑う漁民たちが現れました。
刀伊の一団がやってきて、逃げるまひろたち。
あんな着物を着て逃げるなんて、撮影大変だと思ってしまいました。
まひろの目の前で、矢が周明の胸に刺さります。
死んでしまうのでしょうか。大宰府に戻ったら、話したいことがあると言ったのに。
周明という人物は、架空の人物なのかもしれませんが、松下さんが演じると重要人物に思えてきます。
『光る君へ』、残り2話だそうです。
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