この世界の片隅に

2017年11月29日 | 日記

 

 

 

 

やっと観れた「この世界の片隅に」。

アニメーションと相性がよくないこんな僕だけど、

気がつけば、そんな事どうでもいいほど引き込まれた

素晴らしい作品でした。

一回観ても足りずに、、二回も続けて観ちゃいました。

万華鏡のように表情を変えるその絵力と表現力、、、

震えちゃったな。

悲惨な広島の原爆を描きつつも、

普通の人々の慎ましい暮らしと

愛おしさが伝わってくる作品。

そうなんだ、戦時中だって人々には生活があるわけで、

家が壊されても食糧難でも、工夫してたくましく生きていくのだ。

仰々しい、自国に都合のいい戦争映画なんか観たくないけど、

この映画は世界中の、あんな人こんな人にぜひ観てもらいたい。

アニメーションの映画には、きっと色んなタイプの作品があると思うけど、

この作品にはヤラレちゃったなぁ。

厳選されたであろうディテール、言葉や表情もそうですが、

何よりも呉や広島から匂いが立ち込めて来るのが1番の魅力。

きっとこういう作品は賛否両論ありきなんだろうけど、

国境も宗教も越えることは難しいだろうけど、

そんじゃそこら辺の戦争映画とは違うものを感じ取って欲しい。


音楽を担当したのはコトリンゴさん。

呉の自然のような透明感のある歌声で

僕の大好きな「悲しくてやりきれない」が静かに響く。

そしてのんちゃん。

不思議なトーンを持つのんちゃんの声がものすごくて、

見終わった後で、ちょっと彼女以外では考えられないなー

っていうぐらい“すず”と一体化してる感じ。

 

またこののんちゃん、学生の頃からバンド活動してたらしく、

それもカントリーバンドってんだから渋過ぎ!

見ての通り僕と同じテレキャスターブラザーだっ♪

まさか好きなテレキャスマスターは?なんて聞いたら

「もちろんレジー・ヤングです!」

なんて答えないだろうなぁ〜、、わは。
 

 

 


では素晴らしいコトリンゴさんの「悲しくてやりきれない」を。

こういう映画の成功はほんと嬉しいな。

それもこの2017年に観れたってことが、

とても意味のある事だと個人的には感じてます。

てかこの音源、この1コマで充分なんだな。


コトリンゴ 「悲しくてやりきれない」

 

 

 


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