年の初めは何か新しいことを始めるチャンスである。今日(1月4日)今年初めてスポーツジム(テッィプネス)に行ったら、トレーニングスペースは混んでいなかったが、新規受け付けカウンターには数名の申込者が座っていた。その中には新年をきっかけにトレーニングを始めるという人に混じって、「今年こそは!」と再挑戦する人がいるかもしれない。
再挑戦という意味では、昨年途中でウヤムヤになってしまった家計簿を今年は続けてみようと考えている。
昨年途中で家計簿がウヤムヤになったのには幾つか理由があった。
一つはOCNから数百万件のメールアドレスとパスワードが流出して、セキュリティ強化のため一時利用してたOCN家計簿が利用できなくなったことだ。
二つ目はSuicaやWAONのような電子マネーで買い物をすることが増え、その記帳をどうするか自分の中でルール付けがはっきりしなかったことだ。特に私のようにオートチャージを使っていると、駅の改札を通る時に電子マネーの残高が閾値以下になっていると(借)電子マネー(貸)借入(クレジット)/(借)乗車賃(貸)電子マネーという仕訳が瞬間的に起きるが、面倒でとてもそんな記帳はできない。
三つ目は海外トレッキングに出かけていると「どんぶり勘定」になってしまうことだ。
四つ目はこれが一番本質的なのだが「何のために家計簿をつけるのか?」という目的がはっきりしていなかったことだ。
「家計簿をつける目的は無駄遣いの抑制」なのだろうが、何が無駄遣いなのかは人それぞれで異なるだろう。私の場合「山と旅」「本代」「意味のある交際費(飲み代)」は別勘定で、私はこれを無駄とは仕分けない。
とすれば家計簿をつけてもつけなくても行きたい山には行く、ので意味があるのか?という気がしていた。
★ ★ ★
というような問題はあったが、新年を機会に家計簿に再挑戦してみることにした。今度のパートナーはソニー銀行が提供する「人生通帳」というソフトだ。このソフトはソニー銀行に前月末残10万円以上の残高があれば誰でも簡単に使うことができる。
このソフトの特徴は、ソニー銀行の取引残高に加えて「提携している銀行・証券会社・クレジットカード会社等の残高・カード払い実績・カード決済額」を自動的に教えてくれることだ。これはAccount Aggregationというサービスで、元々は複数の委託先で資金運用する年金基金等がリアルタイムに簡単に運用残高を把握する手法として発達したもので、アメリカで個人向けサービスが始まり、日本にも輸入されたものだ(と思う)。
このAggregationサービス自体はOCN家計簿も提供していたので、一時使おうかな?と検討したこともあったが、その時は踏み切らなかった。理由はセキュリティに関する懸念だった。Account Aggregationを行うには、家計簿ソフトに銀行・証券会社の口座番号とパスワードを登録する必要がある。万一これが流出したり悪用されたら被害は大きい。
どうも利便性とリスクがバランスしない、というのが当時の判断だった。
細かい説明は省略するが、これに比べてソニー銀行の「人生通帳」はいくつかの点でセキュリティがしっかりしているし、金融取引のプラットフォームとして使い勝手が良さそうなので、まずしばらく使ってみることにした。
これで「電子的な家計簿をつける」目的は一つはっきりした。それは「資産と支払予定の一元的管理」(というほど多くの取引口座や残高があるわけではないが)ということである。もし「人生通帳」が使い勝手とセキュリティの面で問題がない、ということになれば登録範囲を拡大して、ワイフに「自分はこのような方法で口座管理をしている」と伝えておくことができるだろう。そうすればこれはエンディングノートの代用品になる訳だ。
家計簿を続けるにはaboutさも必要だろう。電子マネー支払は、電子マネーのクレジット決済時に記帳(これは自動的にやってくれる)で済ませるとかだ。それでも一年続けると何かが見えてくるかもしれない。
再挑戦という意味では、昨年途中でウヤムヤになってしまった家計簿を今年は続けてみようと考えている。
昨年途中で家計簿がウヤムヤになったのには幾つか理由があった。
一つはOCNから数百万件のメールアドレスとパスワードが流出して、セキュリティ強化のため一時利用してたOCN家計簿が利用できなくなったことだ。
二つ目はSuicaやWAONのような電子マネーで買い物をすることが増え、その記帳をどうするか自分の中でルール付けがはっきりしなかったことだ。特に私のようにオートチャージを使っていると、駅の改札を通る時に電子マネーの残高が閾値以下になっていると(借)電子マネー(貸)借入(クレジット)/(借)乗車賃(貸)電子マネーという仕訳が瞬間的に起きるが、面倒でとてもそんな記帳はできない。
三つ目は海外トレッキングに出かけていると「どんぶり勘定」になってしまうことだ。
四つ目はこれが一番本質的なのだが「何のために家計簿をつけるのか?」という目的がはっきりしていなかったことだ。
「家計簿をつける目的は無駄遣いの抑制」なのだろうが、何が無駄遣いなのかは人それぞれで異なるだろう。私の場合「山と旅」「本代」「意味のある交際費(飲み代)」は別勘定で、私はこれを無駄とは仕分けない。
とすれば家計簿をつけてもつけなくても行きたい山には行く、ので意味があるのか?という気がしていた。
★ ★ ★
というような問題はあったが、新年を機会に家計簿に再挑戦してみることにした。今度のパートナーはソニー銀行が提供する「人生通帳」というソフトだ。このソフトはソニー銀行に前月末残10万円以上の残高があれば誰でも簡単に使うことができる。
このソフトの特徴は、ソニー銀行の取引残高に加えて「提携している銀行・証券会社・クレジットカード会社等の残高・カード払い実績・カード決済額」を自動的に教えてくれることだ。これはAccount Aggregationというサービスで、元々は複数の委託先で資金運用する年金基金等がリアルタイムに簡単に運用残高を把握する手法として発達したもので、アメリカで個人向けサービスが始まり、日本にも輸入されたものだ(と思う)。
このAggregationサービス自体はOCN家計簿も提供していたので、一時使おうかな?と検討したこともあったが、その時は踏み切らなかった。理由はセキュリティに関する懸念だった。Account Aggregationを行うには、家計簿ソフトに銀行・証券会社の口座番号とパスワードを登録する必要がある。万一これが流出したり悪用されたら被害は大きい。
どうも利便性とリスクがバランスしない、というのが当時の判断だった。
細かい説明は省略するが、これに比べてソニー銀行の「人生通帳」はいくつかの点でセキュリティがしっかりしているし、金融取引のプラットフォームとして使い勝手が良さそうなので、まずしばらく使ってみることにした。
これで「電子的な家計簿をつける」目的は一つはっきりした。それは「資産と支払予定の一元的管理」(というほど多くの取引口座や残高があるわけではないが)ということである。もし「人生通帳」が使い勝手とセキュリティの面で問題がない、ということになれば登録範囲を拡大して、ワイフに「自分はこのような方法で口座管理をしている」と伝えておくことができるだろう。そうすればこれはエンディングノートの代用品になる訳だ。
家計簿を続けるにはaboutさも必要だろう。電子マネー支払は、電子マネーのクレジット決済時に記帳(これは自動的にやってくれる)で済ませるとかだ。それでも一年続けると何かが見えてくるかもしれない。
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