昨日(1月31日)日帰りで群馬県の川場スキー場にでかけた。川場スキー場は武尊山山塊の剣ヶ峰山の南面に広がるスキー場で自宅から最も近い天然雪スキー場だ。
朝6時半に自宅を出て所沢でNさんをピックアップして、圏央道から関越道に入り川場スキー場に着いたのが午前9時45頃だった。10時過ぎにリフト券売り場に行くと「スーパー午後券」というのがあったので3,400円(シニア料金)で購入。これは午前10時からリフト終了まで使える券で、首都圏からの日帰りが多い川場に適したサービスだと思う。
スキーを履いた後まずリフトで一番高いところに登ってみた。
目の前(北側)には巨大な岩の塊である剣ヶ峰山がでんと座っている。写真左端の雪面にはトレースがついていた。武尊山(2,158m)に登った人のトレースかもしれない。あるいは剣ヶ峰山の頂上付近から新雪滑降を楽しんだスキーヤーかボーダーのトレースかもしれない。
山は快晴である。東に目を向けると日光白根山がひときわ高くそびえている。
正面(南側)には赤城山が美しい裳裾を引き、さらにその右側には富士山が見えた。素晴らしい景色だ。山好き人間にはいつまでも見ていたい景色である。
この最高点では斜面に遮られて西側つまり谷川岳方面の視界はない。
別の場所から谷川岳を撮った。右側に三つ並んだピークの左と真ん中が谷川岳で、右は一ノ倉岳だ。中央の真っ白い山は万太郎山だろうか?
谷川岳というと私にはまだ宿題がある。それは谷川岳から万太郎山を経て平標山まで縦走するというものだ。ここは日本の大分水嶺(日本海と太平洋に流れる水を分ける分水嶺)の中でも中核的な部分で一度歩いてみたいと思いながらまだ果たしていない。
景色は見飽きないが今日の目的はスキー、より具体的にいうと来週の八方尾根スキーに備えて、飛騨高山の講習会で勉強したことを点検しておくことにある。
飛騨で勉強したことは内足を重視した回転である。それまで私のスキーはカービング板を使いながらもカービングの特性を活かしたスキーをして来なかった。つまり従来の外足重視の回転を行なっていたのである。
昨日の滑りを総括すると中級向け斜面まではかなり内足重視の回転ができたが、コブの多い上級者向け斜面になるととたんに外足荷重・内足の持ち上げ型という悪い滑りが出てしまった。スキーの奥は深い・・・・・・
川場スキー場は絶景で山屋を痺れさせ、コブ斜面でまた山屋を痺れさせてくれた。
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