昨日FOMC後のパウエル連銀議長の記者会見を受けて株価は上昇した。
ダウは0.9%、S&P500は1.0%、ナスダックは1.4%上昇した。
その理由は、連銀が多くの投資家が予想していたほど、インフレについてタカ派的な見方をしていないと投資家が感じたことだろう。
FOMCで連銀は政策金利を据え置き、年内に1度か2度利下げが行われる可能性を示唆した。
CNBCを見ると「一時的」Transitoryという言葉がキーワードになったようだ。
FOMCの見通しでは、インフレ率は今年は2.8%に達するものの、その後は急速に2.2%、さらには2%まで低下すると予想されている。つまり関税引き上げに伴うインフレは長続きしないだろうというのが、連銀の見立てという訳だ。パウエル議長は「インフレがすぐに消え去る場合は、インフレを無視することが適切な場合もある」と述べた。
2021年にインフレ率が初めて連銀の目標である2%を超えた時、パウエル議長はインフレ率の上昇は一時的なものだと繰り返していたが、これは裏目に出ている。
しかし当面投資家はインフレに関する連銀の見方を受け容れたようだ。