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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

旧近衛師団司令部を真っすぐにする

2024年12月12日 | 写真
 昨日(12月10日)北の丸公園の旧近衛師団司令部の建物に行きました。この建物は重要文化財に指定され、現在は東京国立近代美術館の分室として活用されています。昨日訪問した理由は、「わざの美ー工芸が織りなす装飾の世界」展が開催されていたからです(無料。12月22日まで)。
下の写真はポスターにも使われている「渦」(山本 茜さん)の作品です。
帰りに旧近衛師団司令部の建物の写真を撮りました。広角ズームを使ったので建物にかなり歪みが出てしまいました。
そこでPhotoDirectorのキーストーンという機能を使って柱を真っすぐにしてみました。やっつけ仕事なのでそれほどキレイではありませんが。

なおカメラ(OM-5)にもデジタルシフト(台形補正)という機能があるので、撮影時に建物を見ながら補正した方が良い写真が撮れたと思います。後知恵ですが。
ところでこのような作業をポストプロダクション(撮影後の仕上げ)というそうですね。失敗作の写真も仕上げで生き返るということでしょうか。

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ナスダック、初めての2万ポイント越え。好成績の後が怖い?

2024年12月12日 | 投資
 昨日ナスダックは、1.8%近く上昇し、20,034で引けた。高値更新で初めての2万ポイント越えとなった。
 背景は11月のインフレデータが、前月より若干加速しているとはいえ、ほぼ予想の範囲にとどまったことと一昨日に続き、超高速量子チップを発表したアルファベットがIT銘柄の株価を押し上げたことによる。
 Nvidiaやテスラの株価も上昇した。
 11月の消費者物価は前年比2.7%上昇し、食品・エネルギーを除くCPIは3.3%上昇した。
 インフレは若干加速しているが、トレーダーの間では連銀が政策金利引き下げを躊躇するレベルではないという見方が広がり、金利先物市場では、今月連銀が政策金利を引き下げるだろうという予想は95%に高まっている。
 米国株については、年初来ナスダックが35.6%、S&P500が28.2%、ダウが17%上昇している。今年も残すところ2週間ほどなので、このペースで終わることは間違いないだろうが、来年以降の株価を先取りしていることが気がかりだ。
 つまり人工知能関連市場がさらに拡大し、インフレが沈静化していけば株高はまだ持続するだろうが、うまい話はそれほど長続きしないと考えた方が良い時期に差し掛かっている。インフレについていうと、来年1月からトランプ大統領が本格的に動き出すと関税引き上げに伴い、物価上昇が持続すると考えられる。当然連銀は金利引き下げペースを落とすから、金利面の株式相場への追い風は減速する。
 人工知能については、設備投資の費用対効果について投資家の目が
 厳しくなりそうだ。今年自分の目標以上のリターンをあげた人は、少し長い目で相場を見た方が良いかもしれない。
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