今日(1月6日)現在日本ではコロナウイルス・オミクロン株の感染は拡大している。しかし世界的に見ればオミクロン株感染のピークは近いという見方が専門家の間に広がっている。CNBCはOmicron may have peaked or 'plateaued' in the parts of the world, giving experts causes for optimismという記事の中で次のように論じていた。
「最初にオミクロン感染が発見された南アフリカ政府はオミクロン感染拡大のピークは12月の下旬に過ぎただろうと報じている」
「欧州で最初にオミクロン感染に襲われた英国では12月に感染は急拡大したが高原状態に達したとみられる兆候が見える。オミクロン感染はこれまでのウイルスに較べてピークや高原状態に達するのが早いように見える」
下のグラフはCNBCの時期に載っていたものだが、南アフリカでピークアウトしたことが観察される。
オリジナルのグラフには日本は載っていなかったが加えてみた。感染拡大が始まっているがまったくグラフには現れない。
楽観視して感染対策をおろそかにしてはいけないが、今の日本の問題は感染を意識するあまり過度に縮んでしまうことだろう。
投資の観点からはオミクロンの影響は比較的早く消える可能性が高そうだということは頭の中に入れておきたい。 
