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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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米国、選挙直前の大幅株高は何を意味する?

2020年11月03日 | ライフプランニングファイル
 大統領選挙・上下院選挙を翌日に控えた昨日(10月2日)米国株は大幅に反発した。午前中541ポイント上昇したダウは午後に利食いに押されたものの、前日比423.45ポイント(1.6%)上昇した。
 先週は米国株にとって、今年3月以降で最悪の週だった。S&P500は5.6%下落した。S&P500は9月の高値から7.5%下落してるが、7割は先週1週間で下落したことになる。
 下落は投資家が大統領選挙の後起きると予想される混乱を懸念し手控えたことに起因する。しかし選挙直前の世論調査でもバイデン候補がトランプ候補に対し10%のリードを保っていることや、昨日発表されたISM指数が事前予想56.0を上回る59.3で、消費財・資本財に対する需要が強いことが好感され、押し目買いが株価の大幅反発につながった。
 株価だけを見ると投資家は、バイデンの勝利、上下院双方で民主党が多数を占める選挙結果を予想しているようだ。
 もっとも選挙は水物なので蓋をあけるまで分からないが・・・
 
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