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金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
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70歳男性の平均余命は15.7年、うーん

2019年12月20日 | ライフプランニングファイル

年末になると喪中はがきが届きますね。今年私に来た喪中はがきを見て感じたことは男女を問わず90歳以上で亡くなった方が圧倒的に多いということでした。昨年までの喪中はがきでは80代でなくなった方も散見したのですが、今年は90歳以上が圧倒的に多い。急に寿命が延びたとも思えませんので偶々なのでしょうが。

ふと気になって直近の簡易生命表(平成29年)を見てみました。まず自分の年齢に近い70歳男子の平均余命は15.73年になっていました。その隣の女性の平均余命を見ると20.03年になっていました。つまり現在70歳の男性は平均的には85歳8カ月程度生き、同年齢の女性は90歳まで生きるということです。

先ほど「急に寿命が延びたとは思えない」と書きましたが、ある種の死因(たとえば「悪性新生物」(ガン))について特効薬や画期的な治療法が開発されると急に平均余命が延びることはあるでしょう。

簡易生命表を見ると悪性新生物・脳血管疾患・肺炎による死亡は多くの年齢階層で減っています。その結果でしょうか70歳男性の平均余命も前年に比べ0.01年と僅かながら伸びています。

さてこの15年という年月を長いと考えるか短いと考えるか?

この答は生命表をにらんでいてもでてきません。年賀状を書きながら諸先輩方の生き方を思い起こし、これから何をするか?など考えるのも年の瀬の過ごし方だと思います。

 

 

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