金融そして時々山

山好き金融マン(OB)のブログ
最近アマゾンKindleから「インフレ時代の人生設計術」という本を出版しました。

府中をE30で撮る

2009年05月04日 | まち歩き

5月4日晴、ワイフと府中に出かける。「江戸風景の山水画展」を見るつもりだったが、僕の思い込みのせいで間違って府中の森に行ってしまった。府中には二つ美術館・博物館があるが、お目当ての催し物は府中市美術館で「山水に遊ぶ 江戸絵画の風景250年」として開催中だった。しかし間違ったお陰で大国魂神社で「くらやみ祭り」という神社最大のお祭りに出くわすことができた。

府中の森に行ってしまった理由の一つは心の奥でこの森の写真を撮りたいという思いがあったからだろう。この中の施設や風景は以前にも写真に撮っているが、今日はオリンパスE30のアートフィルターを使って遊んでみる。最初は古い薬屋の店。トイカメラ・フィルターを使ってレトロな味を出してみた。Kusuriya

続いて古い役場の建物。こちらもトイカメラでレトロに。

Yakuba

公園の中にはポピーが咲き乱れる一角があった。これはポップアート・フィルターで鮮やかな色合いを出してみた。

Keshipop

木に白い不思議な花が咲いていた。立て札を見ると「なんじゃもんじゃ」という木だ。

Nannjyamonjya

この後大国魂神社に行き参道を人の波にもまれて歩いた。基本的に私は静寂が好きだが、時として祭りの喧騒に酔いたいこともある。

Mikoshi

拝殿の前に子供神輿が勢ぞろいしていた。子供神輿を見ると50年位前にハッピ・鉢巻姿で神輿をかついでいた自分の子供時代を思い出す。無心だったあの頃・・・・・。そして世話方のおじさん達も無心だった。Mikoshi2

神社の境内では万灯大会が行われていた。

Manntou

実物はもっと華やかで威勢が良いのだが、見物客が多くて良い写真は撮れなかった。今年は偶然の出会いだったが、来年もし遠出をしなければ腰をすえてこのお祭りに来たいものである。それだけのお値打ちがある「くらやみ祭り」の前哨戦だった。

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GWの飯豊山その(2)

2009年05月04日 | 

5月3日午前4時半起床。ラーメンとインスタントコーヒーの朝食を済ませて5時50分下山開始。目の前の種蒔山には何本かスキーのシュプールが付いている。飯豊山塊では梅花皮(カイラビ)沢はスキーで有名だが、切合小屋にも山スキーを持ち込んでいるパーティがあった。

7時40分三国岳到着。歩いてきた稜線を振り返った。

Hurikaeri

ここから難所の剣が峰の下山だ。昨日はアイゼンを付けて登ったが、岩場で爪が引っかかりやすいので今日はアイゼンなしで降ることにした。降りだして直ぐの岩場が高度感があり、やや緊張するところだ。年下のK君に「君は雪稜登攀の経験あったけ?」と確認すると「学生の時剣の八ツ峰を縦走しました」という返事がきた。私も5月に八ツ峰を縦走している。八ツ峰に比べると少し緩いがここも中々の傾斜だ。それにしても八ツ峰は40年位前の話だ。昔取った杵柄に油断することなく一歩一歩慎重に降る。

少し降ったところで稜線の雪が切れたところがあった。

Dansou

雪が自重で裂けたのだ。約1時間でナイフリッジは終わった。後は長い長坂尾根を下るのみだ。

11時50分駐車場着。切合小屋から5時間の道のりだった。「いいでの湯」で汗を流し、330kmの道を渋滞に合うことなく走り、5時半には自宅に戻った。今回初めて高速道路一律1000円の恩恵を受けた。渋滞を恐れていたが、早い時間に帰京したので問題はなかった。こうして僕たちの短いけれど充実した5月の飯豊山は無事終了した。

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