昨日虎ノ門にある菊池寛実 智美術館で現代陶芸作家の作品展「第1回菊池ビエンナーレ展」を見た。
同美術館においてあった説明書によれば「同美術館は2003年竣工」とのこと。 菊池寛実記念 智美術館の外壁は暖かい色のライムストーンで辺りの景色とよくマッチしている。
建物の中、一階美術館入り口(美術館は地下1階)の向かい側には「ヴォワ・ラクテ」(Voie Lactee)というレストランがある。ヴォワ・ラクテとはフランス語で「天の川」のこと。既にお昼は済ませていたので、メニューだけをチラッと覗く。お昼でセットメニューが2千円をちょっと切る位だったので手頃だろう。
さてビエンナーレ展の方。37点の作品が出ている。どれも素晴らしいが、敢えて好みの一点を言えば優秀賞の神農 巌氏の「推磁鉢」が良い。伝統的な青磁系の焼き物だがすっきりしている。
ところで菊池寛実氏や智氏という方については、不勉強にして今日まで全く存じ上げなかったが、美術館から帰った後インターネットで調べたところ、菊池 智氏は京葉ガスの会長で寛実氏はその父であること位が分かった。
とにかく品の良い一角であった。