追憶の彼方。

思いつくまま、思い出すままに、日々是好日。

バレーボール会場

2016年12月15日 | 政治・経済
東京五輪・パラリンピックのバレーボール会場が「有明アリーナ」(江東区)に決まったらしい。「有明」の整備費が、当初計画から65億円削減可能と判明し「横浜アリーナ」も検討時間不足という事で断念したという。
財政面からも新しい箱モノは不必要、出来るだけ現存施設を活用して五輪予算削減に注力すべきと言うのが大方の国民の意見だろう。
五輪選手や役員から新しい立派な施設をつくれと言う声が伝わってくるが、五輪終了後に負の遺産になって国民、都民が背負って行かなくなるようなことは絶対に避けるべきである。

五輪予算で2兆、3兆と言う景気のいい話がマスコミをにぎわしているが、一方では国立大の教員一人当たりの研究費が年間3万円と言うような厳しい話も聞こえてきている。

2004年の国立大学独立法人化から毎年、運営費交付金を削り続けた結果、世界の大学ランキングから日本勢は姿を消しつつある。 
五輪予算との落差があまりにも大きすぎるのではないだろうか。立派な施設がなくとも世界で活躍するスポーツ選手は幾らでもいる。
資源の乏しい日本の将来は教育に懸かっている事に改めて留意すべきであろう。 

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