第三次阿部友内閣、どう贔屓目に見ても日本憲政史上最低の内閣ではないだろうか。
岸田外相はまだしも日本を背負って立つその他大臣に、凡そ知性や教養・品位・品格と言ったものを感じないのは何とも恐ろしい限りである。
虚言・妄言・隠蔽のオンパレード、よくぞこれだけの人材(?)を集めたものだと感心する。
そもそも大臣を選考する立場にある安倍首相自身が虚言・隠蔽を繰返し、幼稚・狭量ですぐブチ切れる。その結果首相にあるまじき野次を飛ばし、傲岸不遜な態度で相手を見下し、質問にはまともに答えずはぐらかす。そうかと思えばあまり上手くない語り口でペラペラ良く喋るがまるで要領を得ない。
麻生財務大臣同様基本的な漢字の読み書き能力が欠如している。
国会で「私は立法府の長である・・・」と繰返し発言したが、三権分立の意味さえ良く理解していない人物が憲法改正を声高に喋る、危険極まりない。総理大臣は「行政府の長である」ということ位は、中学生でも知っていること、言い間違いで済む話ではない。
安倍・麻生の二人を拾い上げ抜擢し世に出したのは小泉純一郎、小泉は外交ではブッシュの尻馬に乗ってイラク戦争を後押し、IS問題等中東混迷の引き金を曳くのに加担した。一方内政でもこの二人を登用し政界劣化と言う大きな禍根を残す事となったと言うのは言い過ぎだろうか。
安倍は祖父の戦犯岸信介真似しているに過ぎないし、麻生も祖父吉田茂がチャーチルを真似て葉巻を燻らしたようにアルカポネを真似て品のない格好を得意げに披露する。二人とも自分で何かを成し遂げたのではなくすべてそのような家系に生まれただけに過ぎないのである。
思想家の内田樹と若手政治学者・白井聡の二人は、『日本戦後史論』という対談本の中で、
「安倍首相はたぶん人格乖離しているんだと思う。本人を知っている人の話では、とっても良い人だそうだ。(略)でも、それが政治家になるとまるで別人に変わる。ということは、政治家の方の人格がかなりの部分まで演劇的に構築されたバーチャル・キャラクターだということ」、「生身の自分の弱い部分を切り離して作ったバーチャル・キャラクターだから、やることが極端なのである。」
「発言が極端に振れて、空気を吸うように食言できるのは、内的葛藤がないから。」と述べている。
バーチャルキャラクターだから内容がない。その為内容の無いひ弱な生身の部分に対するコンプレックスの裏返しとして強い人間を模倣する。国会で「早く質問しろよ」とか薄笑いを浮かべて「日教組どうすんだ!日教組!」とか大声で野次を飛ばすのを見ているとどこやらトランプに似ている。自分をappreciateしてくれる強いトランプの言動を真似ているのではないかと考えれば合点がいく。(トランプは本気で相手を評価しているわけではない。同じ人物に対しその時々で評価・称賛と罵倒を使い分けているに過ぎないのだが…)
閣僚や政府要人の余りにも低級な失言・不祥事の数々、目を覆いたくなるような失態の数々を目にすると安倍首相には人を見る目、人物を見極める能力は極めて乏しいのではないかと思わざるを得ない。(籠池の様な似非教育家にコロッとだまされるのも如実にそれを示している。)
政権の人事は(好きか嫌いか、自分にとって都合が良いか)と言ったような単純な選考基準で選んでおり、夫々の職務に必要不可欠な能力を備えているか、理念・哲学はどうか、情報蒐集・発信能力や部下(官僚等)の統率能力、危機管理能力等々、そのポストにふさわしい能力-識見を備えた人物かどうかを見極めて選んでいるとはとても思えない。自分なりの尺度・座標軸がないのである
(尤も自民党員が総理を選ぶ際にそのような基準で選んではいないという事は容易に想像できる。)
阿部友内閣…(2)へ
岸田外相はまだしも日本を背負って立つその他大臣に、凡そ知性や教養・品位・品格と言ったものを感じないのは何とも恐ろしい限りである。
虚言・妄言・隠蔽のオンパレード、よくぞこれだけの人材(?)を集めたものだと感心する。
そもそも大臣を選考する立場にある安倍首相自身が虚言・隠蔽を繰返し、幼稚・狭量ですぐブチ切れる。その結果首相にあるまじき野次を飛ばし、傲岸不遜な態度で相手を見下し、質問にはまともに答えずはぐらかす。そうかと思えばあまり上手くない語り口でペラペラ良く喋るがまるで要領を得ない。
麻生財務大臣同様基本的な漢字の読み書き能力が欠如している。
国会で「私は立法府の長である・・・」と繰返し発言したが、三権分立の意味さえ良く理解していない人物が憲法改正を声高に喋る、危険極まりない。総理大臣は「行政府の長である」ということ位は、中学生でも知っていること、言い間違いで済む話ではない。
安倍・麻生の二人を拾い上げ抜擢し世に出したのは小泉純一郎、小泉は外交ではブッシュの尻馬に乗ってイラク戦争を後押し、IS問題等中東混迷の引き金を曳くのに加担した。一方内政でもこの二人を登用し政界劣化と言う大きな禍根を残す事となったと言うのは言い過ぎだろうか。
安倍は祖父の戦犯岸信介真似しているに過ぎないし、麻生も祖父吉田茂がチャーチルを真似て葉巻を燻らしたようにアルカポネを真似て品のない格好を得意げに披露する。二人とも自分で何かを成し遂げたのではなくすべてそのような家系に生まれただけに過ぎないのである。
思想家の内田樹と若手政治学者・白井聡の二人は、『日本戦後史論』という対談本の中で、
「安倍首相はたぶん人格乖離しているんだと思う。本人を知っている人の話では、とっても良い人だそうだ。(略)でも、それが政治家になるとまるで別人に変わる。ということは、政治家の方の人格がかなりの部分まで演劇的に構築されたバーチャル・キャラクターだということ」、「生身の自分の弱い部分を切り離して作ったバーチャル・キャラクターだから、やることが極端なのである。」
「発言が極端に振れて、空気を吸うように食言できるのは、内的葛藤がないから。」と述べている。
バーチャルキャラクターだから内容がない。その為内容の無いひ弱な生身の部分に対するコンプレックスの裏返しとして強い人間を模倣する。国会で「早く質問しろよ」とか薄笑いを浮かべて「日教組どうすんだ!日教組!」とか大声で野次を飛ばすのを見ているとどこやらトランプに似ている。自分をappreciateしてくれる強いトランプの言動を真似ているのではないかと考えれば合点がいく。(トランプは本気で相手を評価しているわけではない。同じ人物に対しその時々で評価・称賛と罵倒を使い分けているに過ぎないのだが…)
閣僚や政府要人の余りにも低級な失言・不祥事の数々、目を覆いたくなるような失態の数々を目にすると安倍首相には人を見る目、人物を見極める能力は極めて乏しいのではないかと思わざるを得ない。(籠池の様な似非教育家にコロッとだまされるのも如実にそれを示している。)
政権の人事は(好きか嫌いか、自分にとって都合が良いか)と言ったような単純な選考基準で選んでおり、夫々の職務に必要不可欠な能力を備えているか、理念・哲学はどうか、情報蒐集・発信能力や部下(官僚等)の統率能力、危機管理能力等々、そのポストにふさわしい能力-識見を備えた人物かどうかを見極めて選んでいるとはとても思えない。自分なりの尺度・座標軸がないのである
(尤も自民党員が総理を選ぶ際にそのような基準で選んではいないという事は容易に想像できる。)
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