追憶の彼方。

思いつくまま、思い出すままに、日々是好日。

日本の魅力ー(6)

2016年09月13日 | 文化・文明
最後に自然環境を挙げておこう。
日本を訪れる観光客の大半は日本の自然環境の素晴らしさに魅了される。
繊細で、変化に富んだ世界に類を見ない風光明媚な自然は天与の賜物以外の何物でもない。
 
温暖な気候と比較的はっきりした四季の移り変わり、黒潮(暖流)と親潮(寒流)、国土の4分の3が山岳地帯という地形が山間部の澄んだ小川のせせらぎを作り、それを集めた急流や無数の滝となって、四季折々の新緑や紅葉が渓谷美に多彩な色を添える。
三陸海岸、若狭湾に代表される複雑に入り組んだリアス式海岸、海流や季節風で出来た九十九里浜や鳥取砂丘に見られるような美しい砂丘、瀬戸内海の急な潮の流れと小さな無人島の数々、琉球列島や小笠原列島ではサンゴ礁の海岸が見られ、北海道や日本海側は冬には豪雪地帯となってウィンタースポーツも手軽に楽しめる。

グランドキャニオンナイヤガラの滝・イグアスの滝ガンジス河、黄河、アマゾン河 ヒマラヤ、アンデス、ロッキー等の山脈群 サハラ砂漠 素晴らしい景観であるが、どれをとっても威圧的、圧倒的迫力で迫ってくる。
そこには人の心を和ませ、癒すような優しさ・繊細さが見当たらない。
最近では手軽に楽しめる日本の梅や桜或いは紅葉を求めて、更には富士山の雲海や日の出、冬のウインタースポーツ等観光目的も多彩になりつつある。

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