Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

無責任なのか、調子いいのか?

2016-10-10 13:50:28 | USA事情
月に入って期待のが降り、結構寒くてストーブを焚き始めたら、また日中は半袖Tシャツじゃないと熱く感じられる日が続いてるしかも、この週末は28℃くらいにもなってびっくり
サトレラパパは、お兄さんと夜明け前から、狩りに出かけて行っていなかったし・・・。
空は青空、おてんとうさまもにっこにこ・・・。
なんだけど
どうしても、今年は気分になかなかなれないし、何かしたい事はあるかと聞かれても
「別に・・・・」の答えしか出て来ない。

だって、2016年は、人生初! 私の前から去っていた人、犬、数にして3人と2頭。 
サトリのアルバムを作るからとチョビチョビ昔の写真をピックアップしていたのだけど、久しぶりに数日前、サトレラパパが仕事でいない夜に続きをやり始めた。
突然サトリがいない現実を改めて感じ、落ち込んでしまってたら、もう、笑い話にしちゃってもいいんじゃないの?と言わんばかりに後から後から、いなくなった人や犬たちと楽しそうに写っている写真が出て来て、が乾く間がなくなったので、あの日は9:30pm頃には寝ちゃった

そんな夜は、気の置けない友人と他愛もないおしゃべりをしてみるのもいいのだけど、正直なところこっちにはそう言う話をする相手はいない。
町に住んでる訳でもないし、自分の車があるでもないし、お店が近くにあるわけでもない、郵便受けまで歩いて片道20分。途中に人が住んでいない訳じゃないのだけど、滅多にご近所さんにも会わないし。
でも、不思議と「友人」と呼べる人がいなくても寂しいと思わないんだよね。
なぜ?
こっちに来て、もうすぐまる4年が過ぎようとしているけれど、「アメリカ人」について今まで勝手に思い描いていた事が違ったんだ!と言う事実を知ったせいもあるかな?
と言うと大袈裟だけど。

アメリカ人」って言うと、明るくて、友好的で、ジョークが好きで、日本人のように本音と建前って言うのがあまりなくて、自分の気持ちに素直・・・と言うポジティブなイメージだったのね。
でも、こっちに来て気づいたのは・・・。

(【私が知り合った中の】と言った方が失礼がないですけど)
アメリカ人って口が上手ってこと。
よく言えば社交上手調子がいい
自分の家族を褒める事も、相手を褒める事もてらうことなく上手だし、初めて会っても前から知ってたみたいにカジュアルにおしゃべりしてるし・・。

悪く言えば自分の言った事に対して無責任!
「あなたの旦那もアメリカ人じゃなかったっけ?」
って言われそうだけど、彼は日本での生活も長いし、小さい頃から武道の稽古に励み、日本に来た理由もそもそも、武道を習うんであっさりと勤めを辞めた、って言う経歴。
武道仲間からも、
「日本人より日本人っぽい」
なんて言われてたくらいの人で、だから、10数年ぶりにアメリカへ戻った彼も実は私と同じ事を感じていたと言う。

どんなところが無責任と感じたか?
例えば、私が経験した事で、よくあるのが、

「今度遊びに行くから。」
「うちの犬に会いにいつでも来て!」
「今度、どこそこで会いましょう。」
「今度連絡します。」

で、その『今度』ってアメリカ人にとってはいつの事なのか、実現した事がほとんどと言っていいくらいない!
いつも受け身になっているわけじゃないけど、相手がそう言ったんだからやっぱりいつか都合がよくなれば連絡くれるんだろうな、とそのつもりで待っていても音沙汰なしなので遠慮がちに聞く事もある。
「ああ、その時うちにこれこれの用事があって○○日まで駄目だからそれ以降って事になるわね」
と言われたからその○○日後に連絡したのに、何も返事が来ない。
だから、
「ああ、また例のことか・・」
と大きなため息をつき、口をついてつい出ちゃった言葉だったんだ、と私なりに納得するようにする。
私が固すぎるのか?

サトレラパパの場合は、今年自分が出版した本、”The Unbound Soul (解き放たれた心)” の宣伝を一生懸命やっていて、読み終えたらサイトにレビューを書いて欲しいと言うメールも送ったりしている。
例えば1,000人にレビューをお願いすると、30%位の人が
「是非レビューさせてもらいます。」
と返事に書いて来る。
でも、実際にレビューを書いてくれるのは、またまたその中の数%だけ
こう言う事は第三者のみならず、彼のアメリカ人の友人達にも言える事だと言うのでこれまたびっくり。

フト私も自分の友人たちはどうだったっけと思い出してみる・・・
もちろん、私自身も、自分の口から出た事は、(ここが大事なんだけど)時間がたっても忘れない限り遂行するように心がけてるつもり(何かやり忘れてる事があるよ!と私に言いたい人がいたらメール下さい)
それと、すでに出来ないだろうとわかる事、出来そうもない事は口にしないようにしているし。

その場の雰囲気を乱したくなかったり、相手に自分の印象をよくしたかったり、自分がいつも相手の事を気遣っているような言葉を口にしたり・・・。
そう言う人たちはやっぱりそう言う人たちに囲まれているんだろうけど、中には、私のように純粋で生真面目な人もいて、相手が言った事を素直にそのまま受け取っているんだと言う事もわかって欲しいけど、お国がらも違うからやっぱりみんなに合わせるのが楽でいいのかな?
でも、私はやっぱり口先美人にはなれないと思う。
私はこれからも、
「武士に二言はない!」
の精神でいくつもりです。

ドライブの途中立ち寄った川べりで会ったおばあちゃん犬とターニャ
レイラも唸る事なく臭いをかいでもらってました



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