Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

八重垣緑先生お別れ会

2006-09-05 19:14:23 | インポート
八重垣先生と言っても知っている人はそんなにいないと思う。
先生は、劇団若草の代表であり、指導者でもありまた、児童詩人、金子みすヾの姪でもあった。
劇団若草は2009年には創立60周年を迎える事になっていてそれをとても楽しみにしていたらしい。(当然) 数年前に心臓の手術をされたそうだけど、結局死因は『肥大型心筋症』。8月2日午後10時。享年75歳。
今の75歳なんて言ったらまだまだこれから十分に人生を楽しめる年齢だと思うのに、
「先生!ちょっと急ぎすぎですよぉ

お別れ会は中野サンプラザの13階にあるコスモルームであった。司会進行は若草出身の二木てるみさん。「お別れのことば」では、石井ふくこさん、音無美紀子さん、斉藤こずえさんが先生との思い出を涙ながらに語っていた。コスモルームには大勢の人がいて溢れんばかり・・。二木さんが司会の途中で
「1000人以上もの方がここにいらして下さったようです。」と報告してくれていた。
私は、八重垣先生とはもう10年以上お目にかかってはいなかった。
でも、うちの『白猫 ニャオ』が若草に世話になっていた数年間、優しく、また厳しく劇団生を指導していた姿が今でもしっかり目にやきついている。だから、「お別れ会」には是非行きたかったのだ。きっとそんな思いで駆けつけた人は多かったに違いないと思っている。

若草で演劇を学ぶ子供たちは皆礼儀正しいし、芸が上手な人が多い。と、私は思う。
桃井かおり、坂上忍、杉田かおる、岩崎ひろみ、そして、(私が密かなファンでもある)山本耕史、エトセトラ、エトセトラ。
先生亡き後も、劇団若草が無事に創立60周年を迎えられるであろう事を心から祈ると共に、生徒たちが退団した後も、巣立っていった生徒たちを見守っていた先生のご冥福を心よりお祈り申し上げます。




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