Oregon on The Breeze ~ サトリの森

Yaplog時代のブログをこちらへ引っ越ししました。

オークション

2015-10-01 16:16:49 | 犬・猫・犬友・動物たち
ひとつの別れがありました。
今年の5月にうちで生まれたゴン太とヤギサ

もう4ヶ月になり乳離れの時期 = うちから出て行く日
クレイグリストに載せても引き取り手がなく、仕方なくこの地域一帯で家畜のオークションをやっている所まで連れて行きました。
オークションが開催されるクラマスフォールズ<Klamath Falls>と言う場所はうちから車で片道2時間。
地理的には溶岩流の跡地があちらこちらに見られる、高地砂漠と言われる場所らしく、温泉もあると後で知ったのだけどユニークな地理を目で感じられる所です。
オークションをやる会場上空は、軍の飛行機が何機か飛び交っていた。最近まで空軍が駐屯していたらしいけれど、昨今の経済状況が軍にも影響してか、駐屯地はなくなったらしく、空軍のトレーニングベースになってるみたい。
ダウンタウンにも行ってみたが、やっぱり人は少なく空き店舗になってる所が目についた。
でも、街はそれなりにこぎれいで、ゴミとか落ちてなかったな。

話は戻って・・・。
オークションは午後から始まるので10時くらいに着くように行きました。
受付の人曰く

”山羊を欲しい人は沢山いるのよ”

でした。でも、ペットとして買われていくのか、ヤギサは女の子なので乳を採るのに買われていくのか、はたまた肉用に買われていくのか。
連れて来られている家畜は圧倒的に牛が多かった。大型家畜と小型の家畜の入口は違ってて、

ここは小型家畜用入口
ここを入って行くと暗い中に囲いがあってそこで歯をみたり、身体に触って健康状態を調べられてた。
身体に番号が書いてある番号札を貼られて、首輪をはずしたらもうオークション対象家畜となる。
青い目のゴン太。人懐っこくて私たちを見つけるとすぐに走って来たっけな。
ヤギサ。ちょっとシャイだったけど、ペーハとは仲良かったね。

手続きを済ませて、初めて来たKlamathの街を見て歩いているうちにオークションの開始時間になったのだけど
「オークション見に行ってみる?」
と言うサトレペパパの問いには”No”
でした。

「家畜」とは言えどやっぱり私たちと同じ生き物だし、4ヶ月とは言いながら一緒に過ごしたんだもんね。
情が移らないように極力無視をしていたつもりだけど、やっぱり花ちゃんだけになった山羊の囲いを見たり、毎朝のお散歩について来てたはずの子たちの姿が見えなくなると淋しいね。

ああ・・いつかはこう言う状況に慣れる日がくるのかな?
割り切れ、割り切れ!と自分に言い聞かせるしかないね

元気でどこかで生きて行くんだよ、ゴン太、ヤギサ

さぁ、Brand New Day!!!だ



コメント
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