12月12日突然に脳梗塞になった私のメモです。
幸運なことに早期発見と搬送された旭川日赤の脳卒中センター(SCU)の適切な治療のお陰で左手のひらと唇に少ししびれはあるものの以前と同じ元気な私です。
ご心配をおかけしました皆様、お世話になりました方々に厚くお礼を申し上げます。
<前触れ?>
今年の2月末くらい?同じように左唇と手のひらにしびれがあり(すぐに消えた)病院でCT,また別の大きな病院でMRIの検査も受けたが異常なしとの診断。
安心しましたがこのときにもう少し血管の状況などを調べれば良かった。
12月11日
富良野スキー場で滑っているときに夕方曇り空で斜面が見え難いのとゴーグルをかけていると酔ったような感覚がする。
(これは昔、深夜バスで寝不足のときにも時々なったことがある)
そしてこの日はよく転ぶ?自分に体力がなくなったのかと思った。
12月12日
朝起きるときに軽いめまい。
11時過ぎに左唇と左手のひらにしびれ、すぐにお昼休憩でしたので夫にしびれるわ。。。と話しながら昼食をとる。
夫は冷えたのかもしれないから温めたら治るよというのでカイロを貼ってみた?
13時スキーを始める。
しかしおかしいので早めに切り上げて私だけホテルで休む。
15時過ぎに夫が部屋に戻って来た。
温泉でも入り温かくしたら治るよと言うけれどさすがに自分でもおかしい?と思うのでフロントで近くの病院を聞いてもらいタクシーで富良野協会病院へ行く。
救急なので眼科の先生しかおられなかったけれどこれまでのいきさつとMRIを撮ってほしいとお願いをする。
すぐに撮って頂くとやはり「脳梗塞」右視床に脳梗塞を起こしているのですぐに救急車で旭川日赤のSCUに搬送するとのことで先生が慌ただしく連絡を取っておられる。
待合室にいた夫に脳梗塞やて。。。と私が言うと「嘘やん!」とても驚いた様子で申し訳ない。
すぐにベッドに横になり着替えさせられ点滴の針を腕にうたれて救急車の到着を待つ。
救急車には夫と看護士が付き添ってくれた(頼もしい看護士で本当に助けられた)
1時間20分くらいの雪の道を走るけれど乗り心地が非常に悪くトイレも行きたくなり冷や汗や涙が出てくる。
ようやく旭川日赤に到着。
ここでも慌ただしく着替えさせられ、もう一度MRIを受けた。
診断は同じく「右視床の脳梗塞、写真に写るか写らないほどの小さな血管が詰まっているとのこと」
なぜもっと早く病院に来なかったのかと先生からおしかりを受けたがまさか?というのと自分でも元気なので過信していた。
SCUでは機械に心電図、血圧、酸素濃度、そして血が固まるのを防ぎ血液の流れをよくする薬と脳を保護し働きを助けて体の働きや機能を改善する薬の点滴が48時間始まりました。
大勢の看護士が忙しそうにてきぱきと仕事をこなしています。
回りは重病の方々ばかりのようです。。。
私は最初は車椅子、介助の歩行そのうちにすぐ自立歩行でトイレにも行けるようになり三日目には一般病棟へ引越しとなりました。
12月14日
当初の予定ではこの日に帰宅予定でしたが入院ということになり、ANAに飛行機便の変更をお願いしたり病院近くのホテルを取ったり昨日から夫も超忙しい日々!
夜中7階の窓からの景色
12月15日
入浴許可がおりる、シャワーをして気持ちよかった。
SCUの時からベッドの回りでリハビリの先生が来られて運動機能のチェック。
すべて動く(こんなに嬉しいことはない。。。。)
16日からは1階のリハビリ室でのリハビリとなる。
12月16日 17日
ピンクの雲が20日頃まで見られるとテレビで言っていたそうで、三日月の形になると願いが叶うと同室のお見舞客に教えてもらう。
綺麗なピンクと青空に元気を貰う。
リハビリではスポンジで出来た平らな平均台のようなところを歩くバランス感覚のチェック、そして風船をつきながら先生とのしりとりなど。
関西の大学を出られた可愛い女性の先生はいつも楽しくていい気分転換になった。
自転車こぎをする。
30Wから40Wの負荷をかけて自転車漕ぎを最初は15分から始め最終的には25分になった。
機械がペタルの回転が早すぎます...と表示され先生がびっくり(遅すぎます。。はよく出るけどこんなの初めてと笑われる)
心拍数も安定しており先生から体力ありますね♪とほめられリハビリが一番楽しい時間となる。
最初に足首もこの年齢でこれだけ曲がるのは凄いねとか若い男先生に言われ(笑)嬉しくなる。
テレマークスキーと腰掛タップダンスのお陰かな?
12月18日
1日2回の長時間点滴(4時間くらいかかるので夜が辛かった)がようやく終了。
この夜には点滴の針も抜かれ気分がいい。
シャワーも濡れ防止のビニールがないのが何とも有り難い、普通のことができるという幸せを感じる。
栄養士の先生からこれからの減塩食についての説明を受ける。
ちなみに数日間だけですが病院食です、とても美味しい病院のお食事でした。
12月19日
点滴に代わり、飲み薬になる。
ようやく病人気分から解放される。
毎日病室の窓からの景色が一番の楽しみ♪
山がとても美しい。
同じお部屋の方々にもとても親切にして頂き居心地のよい入院生活を送ることができました。
若いけれど難しい病気を患っておられる方々に接して今まで健康でいられたこと、そして命をつないでくださったことの有り難さを実感しました。
12月20日
少し早いけれど退院許可がおり、先生の説明を聞く。
これからの生活のあり方など細かくご指導頂きました。
これからスキーが出来るかすごく心配でしたが入院当初から大丈夫ですよ~と言われていたので嬉しかったです(笑)
12月21日
関西空港着の便を予約していたのですが伊丹着に変えて頂き、飛行機内も優先座席でした。
予定変更できないパックツアーでしたがANAにはご配慮頂き感謝します。
千歳空港でゆっくりして無事に帰りつきました。
休み明け24日と今日近くの病院に通院しました。
これからは健康を第一に考えて無理しないように楽しく生活して参りたいと思います。
夫にもずいぶん心配と迷惑をかけました、ごめんなさい。
そして本当にお世話になりました皆様ありがとうございます。
幸運なことに早期発見と搬送された旭川日赤の脳卒中センター(SCU)の適切な治療のお陰で左手のひらと唇に少ししびれはあるものの以前と同じ元気な私です。
ご心配をおかけしました皆様、お世話になりました方々に厚くお礼を申し上げます。
<前触れ?>
今年の2月末くらい?同じように左唇と手のひらにしびれがあり(すぐに消えた)病院でCT,また別の大きな病院でMRIの検査も受けたが異常なしとの診断。
安心しましたがこのときにもう少し血管の状況などを調べれば良かった。
12月11日
富良野スキー場で滑っているときに夕方曇り空で斜面が見え難いのとゴーグルをかけていると酔ったような感覚がする。
(これは昔、深夜バスで寝不足のときにも時々なったことがある)
そしてこの日はよく転ぶ?自分に体力がなくなったのかと思った。
12月12日
朝起きるときに軽いめまい。
11時過ぎに左唇と左手のひらにしびれ、すぐにお昼休憩でしたので夫にしびれるわ。。。と話しながら昼食をとる。
夫は冷えたのかもしれないから温めたら治るよというのでカイロを貼ってみた?
13時スキーを始める。
しかしおかしいので早めに切り上げて私だけホテルで休む。
15時過ぎに夫が部屋に戻って来た。
温泉でも入り温かくしたら治るよと言うけれどさすがに自分でもおかしい?と思うのでフロントで近くの病院を聞いてもらいタクシーで富良野協会病院へ行く。
救急なので眼科の先生しかおられなかったけれどこれまでのいきさつとMRIを撮ってほしいとお願いをする。
すぐに撮って頂くとやはり「脳梗塞」右視床に脳梗塞を起こしているのですぐに救急車で旭川日赤のSCUに搬送するとのことで先生が慌ただしく連絡を取っておられる。
待合室にいた夫に脳梗塞やて。。。と私が言うと「嘘やん!」とても驚いた様子で申し訳ない。
すぐにベッドに横になり着替えさせられ点滴の針を腕にうたれて救急車の到着を待つ。
救急車には夫と看護士が付き添ってくれた(頼もしい看護士で本当に助けられた)
1時間20分くらいの雪の道を走るけれど乗り心地が非常に悪くトイレも行きたくなり冷や汗や涙が出てくる。
ようやく旭川日赤に到着。
ここでも慌ただしく着替えさせられ、もう一度MRIを受けた。
診断は同じく「右視床の脳梗塞、写真に写るか写らないほどの小さな血管が詰まっているとのこと」
なぜもっと早く病院に来なかったのかと先生からおしかりを受けたがまさか?というのと自分でも元気なので過信していた。
SCUでは機械に心電図、血圧、酸素濃度、そして血が固まるのを防ぎ血液の流れをよくする薬と脳を保護し働きを助けて体の働きや機能を改善する薬の点滴が48時間始まりました。
大勢の看護士が忙しそうにてきぱきと仕事をこなしています。
回りは重病の方々ばかりのようです。。。
私は最初は車椅子、介助の歩行そのうちにすぐ自立歩行でトイレにも行けるようになり三日目には一般病棟へ引越しとなりました。
12月14日
当初の予定ではこの日に帰宅予定でしたが入院ということになり、ANAに飛行機便の変更をお願いしたり病院近くのホテルを取ったり昨日から夫も超忙しい日々!
夜中7階の窓からの景色
12月15日
入浴許可がおりる、シャワーをして気持ちよかった。
SCUの時からベッドの回りでリハビリの先生が来られて運動機能のチェック。
すべて動く(こんなに嬉しいことはない。。。。)
16日からは1階のリハビリ室でのリハビリとなる。
12月16日 17日
ピンクの雲が20日頃まで見られるとテレビで言っていたそうで、三日月の形になると願いが叶うと同室のお見舞客に教えてもらう。
綺麗なピンクと青空に元気を貰う。
リハビリではスポンジで出来た平らな平均台のようなところを歩くバランス感覚のチェック、そして風船をつきながら先生とのしりとりなど。
関西の大学を出られた可愛い女性の先生はいつも楽しくていい気分転換になった。
自転車こぎをする。
30Wから40Wの負荷をかけて自転車漕ぎを最初は15分から始め最終的には25分になった。
機械がペタルの回転が早すぎます...と表示され先生がびっくり(遅すぎます。。はよく出るけどこんなの初めてと笑われる)
心拍数も安定しており先生から体力ありますね♪とほめられリハビリが一番楽しい時間となる。
最初に足首もこの年齢でこれだけ曲がるのは凄いねとか若い男先生に言われ(笑)嬉しくなる。
テレマークスキーと腰掛タップダンスのお陰かな?
12月18日
1日2回の長時間点滴(4時間くらいかかるので夜が辛かった)がようやく終了。
この夜には点滴の針も抜かれ気分がいい。
シャワーも濡れ防止のビニールがないのが何とも有り難い、普通のことができるという幸せを感じる。
栄養士の先生からこれからの減塩食についての説明を受ける。
ちなみに数日間だけですが病院食です、とても美味しい病院のお食事でした。
12月19日
点滴に代わり、飲み薬になる。
ようやく病人気分から解放される。
毎日病室の窓からの景色が一番の楽しみ♪
山がとても美しい。
同じお部屋の方々にもとても親切にして頂き居心地のよい入院生活を送ることができました。
若いけれど難しい病気を患っておられる方々に接して今まで健康でいられたこと、そして命をつないでくださったことの有り難さを実感しました。
12月20日
少し早いけれど退院許可がおり、先生の説明を聞く。
これからの生活のあり方など細かくご指導頂きました。
これからスキーが出来るかすごく心配でしたが入院当初から大丈夫ですよ~と言われていたので嬉しかったです(笑)
12月21日
関西空港着の便を予約していたのですが伊丹着に変えて頂き、飛行機内も優先座席でした。
予定変更できないパックツアーでしたがANAにはご配慮頂き感謝します。
千歳空港でゆっくりして無事に帰りつきました。
休み明け24日と今日近くの病院に通院しました。
これからは健康を第一に考えて無理しないように楽しく生活して参りたいと思います。
夫にもずいぶん心配と迷惑をかけました、ごめんなさい。
そして本当にお世話になりました皆様ありがとうございます。