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竹原友徳のさすらいうどん武者修行道中記

香川でのうどん修業の後、2年間の日本一周うどん行脚の武者修行の旅を完遂!現在は京都・綾部での開店目指し奮闘中!

プーランビレッジ

2007年03月27日 | メッセージ
父島の山の中にあるプーランビレッジという宿で三泊お世話になった。
この宿では七世代後の子供たちに美しく平和な地球を残そうと目的に自然や人間も含めた生き物にやさしい暮らしを実践されている。

驚いたのは洗濯方法で小さじ一杯の塩と備長炭を使ってできるといこと。塩には漂白効果、炭には脱臭効果があり
環境にやさしい石鹸よりもきれいに白くなるし汚れも出る。

ここでは石鹸もなるべく使わない。
というのは多くの石鹸の原材料のヤシは途上国で石鹸用にジャングルを切り開いて植えていて、それが土地の人のもともとの暮らしを狂わせ飢えを起こす原因になっているからだそうだ。

この小さな島では水も貴重な資源で
洗い物に天水を利用したりと普段何気なくがんがん使っている水も大切だなと気づかされた。

ちょっと昔の人ならごく当たり前だった生活をしているだけなんですが不自由に感じたり、汚いと感じてしまう。
でも、それを変えていける意識を持てたと思う。

楽しく、しかも勉強できるこんな宿もどうでしょうか?

プーランではシーカヤックも出来ます。
初の海でカヌーを楽しみました。くじらには遭遇でなかったけれどウミガメは目の前にあらわれプハーって呼吸してました。

ちなみに小笠原で初のうどん会をプーランさんでやらせて頂きました。ご近所さん総勢30名集まってにぎやかに楽しませてもらいました。
普段のように道具もないなかでいろんな方の協力あってできました。ありがとうございました。
味も大変好評で喜んでもらうことが出来ました。

六ヶ所村ラプソディー

2006年12月11日 | メッセージ

って映画が密かに上映されているのをみなさん知ってますか?
また六ヶ所村って聞いて何を連想しますか?

六ヶ所村には核燃料再処理施設が建設されていて、それが今年の春に試験運転をスタートさせ来年には本格稼動になるようです。

そんな事に興味を抱いたのは先日、六ヶ所村ラプソディーっていう再処理施設を問題とする映画を東京で見た十代、二十代の若者を中心に環境問題に取り組むNGO団体が関心を持ち、その問題と闘う女性、苫米地ヤス子さんの話を聞きにとなり町の十和田市に講演を聞きにやって来ました。

そしてその開場でうどんを食事にだしてもらえないかと依頼をいただき行ってきて話も聞いてきたからです。

その内容を紹介します。


苫米地さんは無農薬で米や野菜を何十年も育てられていてる農家の方で農業では土を一番大事に考えておられます。
そして、青森県に再処理施設ができてしまった。

施設が稼動にすると極微量らしいのですが煙突から大気へ、排水から海へ放射能がでるようです。その量は人体には影響ない程度だと施設側は言いますが、ある学者は原発が一年間にだす放射能を一日でだすと言っている人もいます。
放射能の影響をもっとも受けるのは胎児で、障害や流産になりやすくなるのです。
今はまだ実験段階で施設からでる放射能でどれほど影響がでるかはわかりませんがそれって恐ろしい事ではないでしょうか?
また土にも長い月日があれば放射能がつもります。
そんな土で育つ野菜が安心して口に入りますか?
県知事は県民の命と財政を守るためと言っているようです。安心で安全な暮らしの方がお金より大事ではないかと思います。
もしも地震やミサイル攻撃なんかされたら放射能で東北、関東、北海道は汚染されます。そうなると住めるなくなってしまって日本は厳しい時代に入るでしょう。
確かに私たちは原発に依存していて、それを維持するためには必要な施設なのかもしれません。
ならば電気に頼りすぎないくらし、あるいは太陽電池でくらすなどエコ生活して核に頼らないようにしていくべきじゃないかと思います。

みなさんもどこかでこの映画やってたらどうか見てみて何かを感じてほしいです。
お世話になった青森に安心で安全な未来を残せるように私に出来ることは微々たることだと思いますが何か貢献できればと感じました。