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精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

介護保険料 5850円

2015年02月17日 10時24分07秒 | 精華町
昨日2月16日に開催された審議会は、4月から3年間の介護保険料基準額を、5850円にするよう町長に答申した。
表面上は、「据え置き」だが、3月までの保険料には、前の期の借金返し分約600円が含まれているので、実質的に「600円の値上げ」になる。

何回か審議会を傍聴したが、不思議なことが幾つもあった。

最大の不思議は、介護保険料の情報が、徹底的に隠されことだ。
昨日の審議会でも、審議会委員のメンバーは、事務局から「口止め」されていた。
実は、市町村が府県を通し、何度か厚労省に試算を報告していることは、公然の事実。にも関わらず、自分のところの市民には知らせない。先月の議会委員会で聞いても、「言えない」とガード。


今回は、10年後を見据えて、とされているが、10年後の介護保険料は、示されずに終わった。
保険給付総額を公表している、と事務局は言うと思う。が、総額から介護保険料を求める計算式を示されず、一般市民が計算できるはずがない。
少し知識のある人が計算したら、5850円より安くなる。10年後もさほど高くならない。しかし、団塊世代が後期高齢者になる10年後に、本当にこの程度の保険料で収まるとは思えない。

4月から大幅に改定される介護保険制度にどう対応するのか、といった議論がほとんどなく、というか、正確な情報が提供されないまま議論がスルーしている。大学の先生や府の担当者もいるのにだ。

さらに、耳を疑ったのが、特別養護老人ホームの入所待機者の解消のために施設増設計画を持たないのは、介護保険料を抑えるためとの事務局の認識だ。
今でも、町内にある特別養護老人ホームの定員を上回る高齢者が、入所しておられる。
近隣の自治体にある施設入所またはその逆が絶対ダメとは言わないが、今でも町内施設定員の5割増し、待機者含めれば約2倍の必要量がある。さらに前述のように高齢者人口が急増する時期を迎えるのに、増設しないとは、考えられない。課題の先送りでしかない。

他にも、疑問点が山積だが、何度かのアプローチにも関わらず、反応ないので、議会での議論に譲ろうかな。
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