昨日22日まで、7月に入ってから6つの市町村議会から視察があった。
名目は「先進地視察」なので、受けているこちらが先進地と言うことだが、実は受ける側も「勉強」になる。だから、説明要員の他に、議会運営委員会のメンバーで時間が空いている方にも参加していただいた。
もちろん、相手の議会は「視察」に来られるので、その資料を準備し説明する。
肝心は、その後である。
視察に来られた議員さんからさまざまな質問や意見が出される。
これが、私たちにとっても「勉強」になる。
自治体によって規模や環境、住民の気質などは異なるので、方法論のところではいろいろあっていい。
考え方や対応の仕方が学べるのだ。
「そんな風に受け止めるのか」「そんな考え方もあったんだ」など、新鮮な意見にも出会う。
反対に、「なぜそんな考え方をするの?」という場面もある。そのような事項は、反面教師としての役割も果たす。
言えるのは、都会=進んでいる自治体・議会。郡部=遅れている自治体・議会という構図は通用しないということである。
むしろ、一定規模で都市型の議会であることが、かえって意表を突くような議会運営にまで踏み切れないこともあるようだ。
今のところ、視察受け入れはないが、これらのことで得た情報や考え方は、今後の精華町議会の運営にも生かしていきたい。
19日には、手話教室でお話しする機会があった。
私たちの時代とは違い、手話通訳者をめざす人たちは、数百時間の「研修」が決められている。「入門」から始まり5つのレベル別コースがある。
その2つ目の「基礎」講座。
すでに、入門で日常会話はできる程度の受講者に「講義」である。手話教室なので、内容の大半は実技であるが、ノウハウだけでは困るのでいくつかの「講義」もある。
当日は、台風接近で参加者も少ないかと思いきや・・・ほとんどの方が参加。びっくりでした。
話の内容は「ボランティアとは」というもの。
「そんなこと分かっている。常識だ」と思う方・・・少し考えてみましょう。その定義は本当に正しいですか?
いろんな例も出してお話ししたが、理解度は分からない・・・試験をするわけでもないので、それぞれの人生の中で、そしゃくしていただきたい。
時間があったら、またアップします。
先日アップした高岡大仏のある、富山県高岡市。
シナイをウロウロした方法は、レンタサイクル。循環バスもあったので、どちらにしようか迷ったあげく、決め手は「限られた時間」と「安さ」でした。
なんと200円。
しかも、1時間ではなく「1回」。つまり、1日中借りて200円と言うことだ。
さほど坂もないので、ゆっくりこぎながら散策できる。
CO2も出さないし、環境にも健康にもいいですよ。車と違って、駐車(駐輪)もラクラクです。
いよいよ本日から3日間、自治体学校が始まる。
ほぼ毎年参加しているが、今年は近くの奈良市が担当会場なので、少々ゆっくりめの出発です。
自治体職員、自治体議員、市民、研究者などが参加して、自治体をめぐるさまざまな動きの研究や実践の交流をして学び合うところである。
交通費もさほどかからず、日帰り可能です。お近くの方は、当日参加も可能とのことですので(有料ですが)、積極的にご参加ください。
私も、明日は第14分科会「地方議会」にレポーターとして参加します。