函館には美味しいものがたくさんあった。
まずは海鮮。ホテルでは朝から海鮮丼をチョイスでき、函館名物である朝市に行く必要はない。
ひつまぶしもなかなかであった。
お寿司も期待を裏切らない。
どのネタも甲乙つけがたいが、私のイチオシは「キンキ」。表面をバーナーで炙り、塩味がついている。醤油をつけずにいただくのだが、水気が飛んでふんわりとした身はやや甘く、抜群の塩加減が魚本来の味を引き立てているようだ。折詰寿司ではまず食べられないこともあり、希少価値がプラスされてありがたい。
イカは別の店で食べてみたが、寿司や海鮮丼のネタに比較すると、明らかに華がない。にぎりは歯応えがあり過ぎて噛み切れず、歯間に挟まり困った。
イカソーメンもいただいたが……。が、が。
他の海鮮が充実しているので、イカに関しては呼子(佐賀県)に任せていいんじゃないかと思う。
ラーメンも美味しい。大沼公園で食べた、カニあんかけ塩ラーメンは絶品だった。
気をよくして、おみやげにも函館塩ラーメンを購入する。
昨日は午前中が休みだったので、ランチ用に調理した。麺が硬めでふやけにくく、適度な弾力がある点に感心する。ただし、スープの塩気が強いため、希釈の湯は300ml上限をおススメしたい。
乳製品も充実している。情報誌に載っていない、ガラガラに空いた店でコーヒーとソフトクリームを注文したら、生乳の味が生きていてきめ細かく、クォリティの高い逸品が出てきてビックリした。
別の店の、メロンとのミックスもイケる。
ためしに買ったコーヒー牛乳にも水っぽさがなく、牧場の味が楽しめた。
ホテルのミルクプリンも濃厚で美味だった。
まったくノーマークだった美鈴コーヒーには、家族全員が高評価をつけた。濃すぎず薄すぎず、邪魔な酸味はなし、ほどよい苦味に心を奪われた。舌先から喉元を通過する際は、たくさんのコーヒー隊員が四列縦隊を組み、力強く駆け抜けていくような爽快感がある。
立ち寄るスポットでは、ことごとく美鈴コーヒーが提供されるものだから、いちいち「うーむむむ」と唸っていた。飲み物だけでなく、コーヒーソフトクリームも完成度が高い。
調べてみたら、わが練馬区にも店舗があるらしい。函館帰りの人は、こうやってファンになっていくのだろうな。
おみやげで好評だったのが、函館ラスクである。
口当たりがよく、軽食・おやつにはもちろんのこと、「酒のつまみにピッタリでした」と喜ばれ、幅広い用途に対応できる。
食べまくった割に、最終日になっても「肉がまだだった」と気づき、フライト前に函館空港内のレストランでローストビーフ丼をいただいた。
危なかった。すべり込みセーフのタイミングで、ギリギリ間に合い安堵する。
この食い意地を、新たなエネルギーに変換できれば、もっと世のため人のために役立てるかも?
エッセイ・随筆ランキング
↑
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※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
まずは海鮮。ホテルでは朝から海鮮丼をチョイスでき、函館名物である朝市に行く必要はない。
ひつまぶしもなかなかであった。
お寿司も期待を裏切らない。
どのネタも甲乙つけがたいが、私のイチオシは「キンキ」。表面をバーナーで炙り、塩味がついている。醤油をつけずにいただくのだが、水気が飛んでふんわりとした身はやや甘く、抜群の塩加減が魚本来の味を引き立てているようだ。折詰寿司ではまず食べられないこともあり、希少価値がプラスされてありがたい。
イカは別の店で食べてみたが、寿司や海鮮丼のネタに比較すると、明らかに華がない。にぎりは歯応えがあり過ぎて噛み切れず、歯間に挟まり困った。
イカソーメンもいただいたが……。が、が。
他の海鮮が充実しているので、イカに関しては呼子(佐賀県)に任せていいんじゃないかと思う。
ラーメンも美味しい。大沼公園で食べた、カニあんかけ塩ラーメンは絶品だった。
気をよくして、おみやげにも函館塩ラーメンを購入する。
昨日は午前中が休みだったので、ランチ用に調理した。麺が硬めでふやけにくく、適度な弾力がある点に感心する。ただし、スープの塩気が強いため、希釈の湯は300ml上限をおススメしたい。
乳製品も充実している。情報誌に載っていない、ガラガラに空いた店でコーヒーとソフトクリームを注文したら、生乳の味が生きていてきめ細かく、クォリティの高い逸品が出てきてビックリした。
別の店の、メロンとのミックスもイケる。
ためしに買ったコーヒー牛乳にも水っぽさがなく、牧場の味が楽しめた。
ホテルのミルクプリンも濃厚で美味だった。
まったくノーマークだった美鈴コーヒーには、家族全員が高評価をつけた。濃すぎず薄すぎず、邪魔な酸味はなし、ほどよい苦味に心を奪われた。舌先から喉元を通過する際は、たくさんのコーヒー隊員が四列縦隊を組み、力強く駆け抜けていくような爽快感がある。
立ち寄るスポットでは、ことごとく美鈴コーヒーが提供されるものだから、いちいち「うーむむむ」と唸っていた。飲み物だけでなく、コーヒーソフトクリームも完成度が高い。
調べてみたら、わが練馬区にも店舗があるらしい。函館帰りの人は、こうやってファンになっていくのだろうな。
おみやげで好評だったのが、函館ラスクである。
口当たりがよく、軽食・おやつにはもちろんのこと、「酒のつまみにピッタリでした」と喜ばれ、幅広い用途に対応できる。
食べまくった割に、最終日になっても「肉がまだだった」と気づき、フライト前に函館空港内のレストランでローストビーフ丼をいただいた。
危なかった。すべり込みセーフのタイミングで、ギリギリ間に合い安堵する。
この食い意地を、新たなエネルギーに変換できれば、もっと世のため人のために役立てるかも?
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「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
独身時代ならロマンスを秘かに期待するかも...(って、これはセクハラになるのかな?)
20年近く前に行った函館。鮨を食べたことだけは覚えていますが、後はな~んにも覚えていない...
いや!泊目は寝台列車でしたが、2泊目の函館の宿(ビジネスホテル)の廊下の声や音、エレベーターの音がやたらとうるさくて眠れなかったことを思い出しましたよ~
やっぱり北海道は海鮮ですよね~。
イカは残念でしたね。
私も23年ぶりです。
以前に来たときは、函館山からの夜景も見ましたが、混雑と排気ガスで「もう勘弁」って感じでしたね。
今回はコースから外し、のんびりできました。
しかし、ちょっと食べすぎたかも。
体重は変わらないのですが、また体がむくんでいました。
たまにはお出かけもいいですね。
函館は「イカの街」なんだそうです。
決してそうは思えませんでしたけれど。
海鮮全般を売りにすべきだと感じました。
シマエナガのおみやげも、かなりの売り場面積を占領していましたよ。
可愛いから売れるのでしょうか。
函館ビールと大沼ビールは飲みました!
どちらも味が確立されていていいね。
ほっけは食べなかった。
旬じゃなかったのかな?
夫が味噌ラーメンを食べて、感動していたので、レベルが高いんだな~ということはわかりました。
色気は津軽海峡を越えられず、食い気だけが残ったのかも。
さらに美味しそうです!
こっちだと、炙りはのどぐろだったりも。
そして乳製品。
あのプリン、食べる前でしょうか?量が↓
それほど美味なら、倍は欲しいなんて思っちゃいますw
目のつけどころがいいですね(笑)
プリンはいただく前なのですが、ホントにちょっとしか入っていませんでした。
コストの問題かな~なんて納得しましたが。
のどぐろは北陸ならではですね。
もっとお肉をたべるべきだったかも。
大沼牛をいただくチャンスを逃してしまいました。