同僚が、夏休みを利用して、メキシコに行ってきた。
おみやげに、レモングラスのハーブティーと
陶器の小物入れをいただいた。
どちらも、ひとめ惚れに近い。メチャメチャ気に入っている。
彼女とは仲良くなって日が浅いのに、よく私の好みがわかったものだと驚いた。でも、よく考えると、もともと私と彼女は感性が似ているのかもしれない。
職場に着いたら、今まではモーニングコーヒーを飲んでいたが、9月からはモーニングハーブティー。
そよ風に髪を泳がせて、一日がスタートするような爽やかさだ。
「さあ、これには何を入れましょうかね」
メキシコから見える太陽も、日本から見える太陽も、同じもののはず。なのに、こうも違うか。日本人に、この色彩は相当エキゾチック。
フタを開けると、中には布か紙を敷いた方がよさそうに見えた。
「そうだ、余ったフェルトがある」
内径に合わせて切り込みを入れたら、最初からセットだったかのようにフィットした。
日常的に身につける時計や指輪は、本棚の空きスペースにむき出しで置いている。
これを収納したらどうか?
「おおっ、ピッタリ!」
かくして、青い太陽さんは、時計と指輪のお母さんになったのである。今では、すっかり日本の住宅に馴染んでいる。いわば、かくれメキシカンであろう。
わが家に、おみやげがやって来てから3日後、メキシコでは大地震が起きた。
「ううーむ、もし、彼女が買ってきてくれなかったら、太陽さんは壊れていたかもしれないね……」
もっとも、このあと東京で地震が発生しない保証はないが。
縁を感じて、グイグイとメキシコに吸い寄せられる私がいる。
「あっちは夏でも湿度が低くて涼しいの。長く住むと、毛穴がなくなるんですってよ」
同僚の言葉が、頭の中で幾度となく再生される。
それは魅力。
メキシコ旅行も悪くないね。
↑
クリックしてくださるとウレシイです♪
※ 他にもこんなブログやってます。よろしければご覧になってください!
「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
「うつろひ~笹木砂希~」(日記)
おみやげに、レモングラスのハーブティーと
陶器の小物入れをいただいた。
どちらも、ひとめ惚れに近い。メチャメチャ気に入っている。
彼女とは仲良くなって日が浅いのに、よく私の好みがわかったものだと驚いた。でも、よく考えると、もともと私と彼女は感性が似ているのかもしれない。
職場に着いたら、今まではモーニングコーヒーを飲んでいたが、9月からはモーニングハーブティー。
そよ風に髪を泳がせて、一日がスタートするような爽やかさだ。
「さあ、これには何を入れましょうかね」
メキシコから見える太陽も、日本から見える太陽も、同じもののはず。なのに、こうも違うか。日本人に、この色彩は相当エキゾチック。
フタを開けると、中には布か紙を敷いた方がよさそうに見えた。
「そうだ、余ったフェルトがある」
内径に合わせて切り込みを入れたら、最初からセットだったかのようにフィットした。
日常的に身につける時計や指輪は、本棚の空きスペースにむき出しで置いている。
これを収納したらどうか?
「おおっ、ピッタリ!」
かくして、青い太陽さんは、時計と指輪のお母さんになったのである。今では、すっかり日本の住宅に馴染んでいる。いわば、かくれメキシカンであろう。
わが家に、おみやげがやって来てから3日後、メキシコでは大地震が起きた。
「ううーむ、もし、彼女が買ってきてくれなかったら、太陽さんは壊れていたかもしれないね……」
もっとも、このあと東京で地震が発生しない保証はないが。
縁を感じて、グイグイとメキシコに吸い寄せられる私がいる。
「あっちは夏でも湿度が低くて涼しいの。長く住むと、毛穴がなくなるんですってよ」
同僚の言葉が、頭の中で幾度となく再生される。
それは魅力。
メキシコ旅行も悪くないね。
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