これは したり ~笹木 砂希~

ユニークであることが、ワタシのステイタス

オーストラリアみやげ

2013年09月26日 20時17分13秒 | エッセイ
 同僚がオーストラリアに行ってきた。
「エアーズロックからシドニーに行きました。天気にも恵まれて、メチャよかったですよ!」
 雨女の私には、羨ましいことだ。
 エアーズロックは、天気が悪いと登れないらしい。出発前、彼は心配していたが、難なくクリアできたと聞き安心した。
 私もオーストラリアには行ったことがあるが、ゴールドコースト、メルボルン、シドニーといったコースで、大自然には触れていない。もし、機会があれば、晴れ女か晴れ男を連れていかねば。
「オペラハウスには行かれました?」
 そこは、私の好きなスポットのひとつである。ぜひ、感想を聞きたくなった。
「はい、見てきました。オペラハウスもいいけれど、ハーバーブリッジクライムといって、ブリッジのてっぺんまで歩いて上ることができるんです。あれがすごく楽しかったなぁ」
 へえ、そんなところがあったのか。これも次回の楽しみに取っておこう。
 どの学校にも、海外旅行の好きな人が何人かいる。彼も奥さんと、毎年どこかの国に出かけているという。旅行が待っていることを考えれば、面倒な仕事も頑張れるのだから、その威力は絶大だ。
 しかし、「飛行機が怖い」とか「英語が苦手」などと敬遠する、アンチ海外旅行派も存在している。彼らから見たら、わずか8日間の旅行に大金をつぎこむ気持ちがわからないようだ。安くはない金額だが、少なくとも私は、将来の自分に投資している。
「これ、おみやげです。よかったら使ってください」
「わあ、ありがとうございます!」



 おみやげといえばお菓子、という発想しかなかったが、同僚からいただいたものは石鹸だった。
 箱の裏面には、ユーカリ油配合などと書かれている。



 箱から出すと、明るい緑色の石鹸が出てきた。ユーカリも、こんな色をしているのだろうか。



 きめ細かい泡立ちで肌にやさしく、大変気に入った。

 今度からお菓子をやめて、私も石鹸にしようかなぁ。

 単細胞なので、ふとそんなことを考えた。
 ところで、我が家の引き出しの中には、年代物の紙せっけんがある。



 これは、私が10歳くらいのときに、大宮の雑貨屋さんで買ったものだ。
 すでに35年は経っている。果たして泡が立つのか、洗浄力があるのか、試してみたくなった。
 2枚ほどはがして濡らし、両手でこすってみたら……。



 すごい、ちゃんと石鹸の役割を果たしてる!

 昭和50年代ならば、この紙せっけんもMADE IN JAPANだろう。日本製は優秀なのである。
 ユーカリソープの上に、この紙せっけんを載せたら、日豪合同、無敵の強力洗浄石鹸が誕生したりして。


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 「いとをかし~笹木砂希~」(エッセイ)
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コメント (14)
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