1987年のアメリカ映画です。
まさに当時のアメリカ金融界の波に同期した作品ですね。
ストーリー自体はこの世界で起こりそうな特徴的なエピソードをつ なげたもので、 その点では新たなインパクトを生み出しているわけではありません が、エンターテインメント作品としては、 ほどよい緊迫感で十分楽しめました。
キャスティング面では、やはりマイケル・ ダグラスがダントツのヒットでしょう。 この役どころは完全に彼ならではですね。“はまり役” というのはこういったケースを言うのでしょう。
あとは、マーティン・シーンとチャーリー・シーンとの “親子の共演” 。こちらも正解でした。不自然さがないのはもちろんですが、
いかにも “アメリカ映画”らしいよく出来た作品です。