このところ会社でのメンタルヘルスの問題が気になっているので、何かの参考になるかと思い、時折、普段なら手に取らないような本を読んでみています。
以前このBlogでもご紹介した斎藤茂太氏の「こころのスイッチをきりかえる本」もそのうちの1冊です。
今回読んだこの本もその流れです。
名言といっても、偉人・聖人の格言・箴言といった重々しいものではなく、軽いノリのフレーズがサクサクと並んでいます。心の持ち様を前向きにするポジティブ・シンキングの薦めです。
たとえば、
(p23より引用) 理由もなく、「ありがとう」って言ってみよう。
とか
(p63より引用)
経験には2種類しかないってことです。
成功の経験と、学びの経験の2種類です。
「失敗」という経験はないんです。
失敗は学びと考える。
といった感じです。
こういった小さなヒントでメンタル的な問題が少しでも解決できるのであれば、それはとても嬉しいことです。
ただ、「読書の対象」という点から言えば、正直、物足りなさは否めませんが・・・。
とは言うものの、私の気に入ったフレーズもありました。
(p124より引用)
「自分のために」では、
行けるところに限りがあるんだと思います。
「あの人の喜ぶ顔を見たいから」
そんなとき、人はありえないところまで行けます。
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