Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

縁がなかったことを認める

2010-04-08 10:57:23 | つぶやき
「大丈夫!、すべてはうまくいっている」
これは最近の口癖。
どちらかと言えば、口癖にしたという感じ。

「ご縁がありませんでした」
これは、最近の厳しい雇用情勢の中で、よく使われるフレーズだろう。
この言葉を言われた時、本当にご縁がなかったと捕える人は少ない。
多くの人が、「自分に何かが足りなかった」と思う。
そう思って自分に磨きをかけて行くことは大切なこと。
だけど、そこから動けなくなる人もいる。

あたしの年代は大学卒業から就職氷河期で、就職浪人なんて言葉も流行った。
何社も何社も受けて、それでも駄目。
女子学生はそもそも採用していないなんてところもざらだった。
バブル期に就職した先輩が本当に羨ましかった。
何度もダメだしされているうちに、自分の存在理由が分からなくなった。
大声で泣きながら、「自分なんていらないんだ…」と思ったりした。

あれから17年。
今は、「ご縁がなかった」というのを素直に信じられる。
誰かが自分が離れて行く時、まず自分に非があるのではないかと思わない。
あの人に出会ったのも学び、離れるのも学び。
ただ、そのサイクルが終わっただけ。
何かを待たなければならないとしたら、それも今必要なこと。
そして、自分がどのように生きて行きたいのかを明確にする。
17年間の間に出会ったたくさんの方々から学んだことだ。

自分でひと時代を築きあげた経営者の方々の考え方と、
スピリチュアルな考え方は共通点が多い。
自分が何を欲しているのか、それを明確にすることがスタートだ。
そして、自分だけのことを考えない。
自分と周囲、世の中のために何ができるかを常に考えて行動すること。

何かがうまくいかなかった時、自分に非があったと後悔するのではなく、
そこから何かをつかみ取って立ちあがってゆく。
長い年月をかけて、このことを学んだのかなぁと思う。
またそれをな学ぶために、それだけ長い年月があたしには必要だったのだ。


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