Saraの人生右往左往

『人生は長い旅路である』
Saraの“あっちふらふら、こっちふらふら”な由無しごと

神武寺、そして鷹取山はすごい場所だった

2008-10-19 13:57:35 | 
昨日は秋晴れ!
秋の空は女心のように周期的に変わるけれど、晴れればハイキング日和。

もともと昨日はダンナの両親と食事する約束があり、
湘南方面に出かける予定だったのだけれど、
数日前にダンナがネットで探してきたのは、東逗子の神武寺
JR横須賀線の東逗子駅から徒歩約15分のところにある、天台宗のお寺だ。
高野山以来、こういう所への興味に火が着いたのかな

東逗子駅から100mくらいの住宅地の中を右折すると、急に山道に入る。
そのまま道なりに進んでいくと、神武寺だ。
住宅地のすぐ裏がハイキングコースっていうのもスゴイなぁ。







門をくぐって階段を上がると、三浦八景のひとつの晩鐘がある。
この八景という考え方は、15世紀に中国から来たらしい。
へぇ、知らなかったぁ。



晩鐘を過ぎて薬師堂へ向かう途中に六地蔵があり、手を合わせた。
六地蔵の階段を上がると、薬師堂だ。





薬師三尊が祀ってあるようだけれど、中は見えず…
境内に樹齢400年のホルトノキがある。
ホルトノキがこんなに大きくなるとは、知らなかった。


画像が横…

さらに奥に進んでいくと、鷹取山頂に続くハイキングコースだ。
ここがすごかった!
薬師堂から登って行くと、穴のあいた石がある場所に出る。
そこに着いた途端に強い風が吹き始めた。
あたしはその風を生ぬるいと感じたけれど、ダンナは冷たいと感じたようだ。
そして、ダンナの腕には鳥肌が。
見えてなかったけれど、鳥肌は全身に立っていたようだ。
ダンナはあたしより霊感が強い。

そのまま先に進んでいくと、今度は大きな岩が向かい合わせの場所に出た。


ここでは、カウアイ島のとあるヘイアウに似たエネルギーを感じた。
その岩の間に立つと、ぐっと地面に引っ張られる感じと、
上に引っ張られる感じの両方を感じる。
そして、宇宙との交信に使った場所ではないかという考えが、
突如浮かんだ。

この山自体が強い霊力を持っていて、
そこを聖武天皇が霊夢で見て、行基が神武寺を開いた。
このお寺が開かれた724年という時代は、関東はまだまだ野蛮な土地。
そこにお寺があるというのは、時代的にもとても不思議な感じがする。

おそらく、昔の僧侶は宗教家というよりも、
超能力の発達したシャーマニックな力を持つ人だったのではないだろうか。
中には宇宙と交信できる能力を持った人もいて、
そういう場所にお寺を建立していったとか…
そんな考えが浮かぶほど、面白いエネルギーの場所だった。

そして鷹取山の展望台に到着!



この展望台のそばにあるという、大きな石仏は見忘れてしまった
それにしても、この神武寺~鷹取山は面白い場所だった。
何となく、昔の僧侶の役割が理解できた気がする。
まさにパワースポットかも。
勝手にここをパワースポットに認定してしまおうっと