放送作家村上信夫の不思議事件ファイル

Welcome! 放送作家で立教大大学院生の村上信夫のNOTEです。

世界の動物園・水族館

2009年07月24日 07時34分13秒 | Weblog
旭山動物園から始まった動物園・水族館ブーム。旭山動物園には、旭川の人口の10倍にも当たる300万もの人間が訪れる。日本だけではない、ヨーロッパでは、日本の総人口にも匹敵する1億2500万人が動物園・水族館を訪ねるという。

なぜ、今、人々は、動物園・水族館に魅せれるのだろうか・・・。

一つは、地球温暖化をはじめとする地球環境の危機に対する意識の高まりにある。ことは、間違いない。だが、それ以上に、展示方法や演出が大きく様変わりし、従来の「種の保存」と「教育のための展示」からエンターティメントと知的欲求の2つを満たす総合的な施設となっているからである。
例えば、世界の水族館の展示を劇的に変えたのは、1984年にオープンしたアメリカ西海岸のモントイレー水族館。ラッコとジャイアントケルプの森で有名なモントレー湾の自然を巨大な水槽に丸ごと再現し、目の前の美しいモントレー湾の豊かな生態系を実感させたのである。以後、自然環境を取り入れる展示は、水族館展示の主流となる。そこには、カリスマ性のある大型や希少な生物はいないが、目の前の自然のダイナミズムを感じさせ、自然環境への想いが伝わるのだ。

例えば こんな動物園・水族館がある。

☆コンゴの自然を再現したゴリラの森でニューヨーカーに人気「ブロンクス動物園」(アメリカ)

☆ビッグな動物園と水族館で2倍楽しい「サンディエゴ動物園」(アメリカ)

☆原始の闇で自然に帰った動物たちを眺めるサファリツアー「ナイトサファリ」
(シンガポール)

☆大熊猫の里「中国臥龍パンダ保護研究センター」(中国)

☆破産寸前から復活。世界の動物園シーンをリードする「ロンドン動物園」(イギリス)

☆世界最大の淡水魚水族館。テネシー川の生態系丸ごと展示「テネシー水族館」
(アメリカ)

☆ジンベイザメがゆったり泳ぐシーンが大人気「よしもとおもしろ水族館」(大阪)


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