放送作家村上信夫の不思議事件ファイル

Welcome! 放送作家で立教大大学院生の村上信夫のNOTEです。

100年前、電話放送局があった。

2010年11月16日 02時48分16秒 | メディア論
会社をつぶす経営者の一言 「失言」考現学 (中公新書ラクレ)
村上 信夫
中央公論新社

現代メディア史 (岩波テキストブックス)
佐藤 卓己
岩波書店


不特定多数に同じ内容をリアルタイムに伝える放送(同時同報性)は、電波の利用以前、それよりもかなり先行する形で、電話新聞、電話放送局というべきものがあった。
電話は、1876年にA. G. ベルにより電話が発明されるが、その後、電話が急速に普及して、電話の利用法が様々に模索された時期があった。この時に、電話放送局が生まれた。

1877年、「ミュージカルテレフォン」(オペラや演劇の生放送装置)
    娯楽やジャーナリズムのメディアとしての電話
 
世紀末 パリ・ロンドン・ニューヨーク・フィラデルフィアで、コインを投下して聞く、音楽番組やニュース番組が登場。

1900年頃 「テレフォン・ヒルモンド」(ハンガリー)ニュースや音楽を電話回線で流すラジオ放送のような電話システム(~ 1925年、ハンガリー・ラジオ放送に吸収)

1911年 テレフォン・ヘラルド(アメリカ・ニュージャージー州ニューアーク)

企業不祥事が止まらない理由
村上 信夫,吉崎 誠二
芙蓉書房出版

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犯罪心理学者 花見小路珠緒の不思議事件ファイル (グラフ社ミステリー)
村上 信夫
グラフ社

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日経トレンディヒットランキング 3年前は?

2010年11月09日 05時29分32秒 | ニュースはロバの耳
会社をつぶす経営者の一言 「失言」考現学 (中公新書ラクレ)
村上 信夫
中央公論新社

日経トレンディ ヒット商品航海記―日本人の消費はこう変わった
北村 森,山下 柚実
日本経済新聞出版社


先日、「日経トレンディ」の今年のヒット商品のランキングを書いた。
では、3年前、どんな商品がヒットしたか、覚えているだろうか。
では、2年前は。そして、去年は?
並べてみると、今、思うとその後の変わりように突っ込みを入れたくなるものもあり、定番となったものもあり。

2007年
1位 Wii
2位 ビリーブートキャンプ 
3位 Youtube
4位 キッザニア 
5位 クロックス 
6位 宮崎県 
7位 デザインエコバック
8位 AXE男性用フレグランス 
9位 クリスピークリームドーナツ 
10位 千の風

2008年
1位 PB(プライベートブランド)
2位 Eee PC
3位 Wii Fit
4位 アウトレットモール
5位 ZERO系飲料
6位 鉄道博物館
7位 BBクリーム
8位 H&M
9位 BD(ブルーレイ・ディスク)レコーダー
10位 ケシポン

2009年
1位 プリウス&インサイト
2位 キリン フリー
3位 ドラゴンクエストIX 星空の守り人
4位 抗インフルエンザグッズ
5位 国宝 阿修羅展
6位 ドット入り罫線ノート
7位 ウーノ フォグバー
8位 ポメラ
9位 蒸気レスIH
10位 990円ジーンズ

2010年
1位 食べるラー油
2位 3D映画
3位 スマートフォン
4位 プレミアムロールケーキ
5位  iPad
6位  ポケット ドルツ
7位  低価格LED電球
8位 チンしてこんがり魚焼きパック
9位 ハリナックス
10位 1杯でしじみ70個分のちから

企業不祥事が止まらない理由
村上 信夫,吉崎 誠二
芙蓉書房出版

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村上 信夫
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ヘンな校則

2010年11月05日 05時57分46秒 | ニュースはロバの耳
会社をつぶす経営者の一言 「失言」考現学 (中公新書ラクレ)
村上 信夫
中央公論新社

ヘンな校則
ヘンな校則研究会
イーストプレス


・・・ あなたの常識、世間の非常識

「先輩の前で笑ってはいけない」
「男女交際してもいいが、お互いの愛を確かめ合うこと」

これはどこのルールかご存知だろうか?
世の中にある様々なルール。街を歩けば交通ルール、学校・仕事場に行けば、校則!社訓!
よく読むと、なぜそんなルールが生まれたのか疑問なものも多い。

●PL学園(野球部)⇒1年生は、上級生に「はい」「いいえ」しか言えない
●宝塚音楽学校⇒1年生は、学校や、先輩の前では、笑っては、いけない。

その他、突っ込みどころ満載のこんな校則がある。

●授業中ヘラヘラしてはいけないが、大声で笑うのはいい。

「笑い方も千差万別。のはずだが・・・」

●男子は学校内では必ずヘルメットをかぶること。

「どんな学校だ!」
 
●ボーリングは日祝日の10時~17時の間とする。

「ボーリングネタは、日本中にある」

●1日2ゲームまでとし、男女混合、社会人とのゲームはしないこと。

●家から電信柱3本以上の外出は、すべて制服とする。

「およそ半径30m」

●人の話を横取りしない。横取った場合は心から謝る。

「国会議員の手帳に書いておこうよ。特に、仙石由人官房長官には」

●夏休みに髪を切らない。切るときは先生の許可を得る。

●登下校中、流氷にのってはいけない。

●男女交際してもいいが、お互いの愛を確かめ合うこと。

「こんな交際が必要な学校って・・・。ちなみに、相手の年齢の制限はなかった」

企業不祥事が止まらない理由
村上 信夫,吉崎 誠二
芙蓉書房出版

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村上 信夫
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常田健という画家がいた

2010年11月03日 06時44分12秒 | 人間って
会社をつぶす経営者の一言 「失言」考現学 (中公新書ラクレ)
村上 信夫
中央公論新社

常田健
常田 健
角川春樹事務所
土から生まれた―津軽の画家 常田健が遺したもの
常田 健
平凡社


 青森に、常田健(つねだけん)という画家がいた。その名を知っている人は、地元でも多くない。
「人に見せるために描いているのではない。売るためでもない」。
「土蔵の画家」「農民画家」「青森のゴーギャン」などと呼ばれているが、本人は「描きたいから描く」と淡々とした姿勢で生涯に300枚ほどの絵を書いた。
 常田健は、89年の生涯のほとんどをリンゴ農民として送っている。
 雪深い青森の津軽平野において、黙々とリンゴを育てていた。その一方で、時間ができれば、実家の土蔵を改造したアトリエにこもり、絵筆を握った。

 「満足」

冬、春、夏、秋
何回くりかえしてもいい季節だ。
ただくりかえしていてくれれば
それで満足だ。
ただこのくりかえしだけしかないように願う。
                 常田健

企業不祥事が止まらない理由
村上 信夫,吉崎 誠二
芙蓉書房出版

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村上 信夫
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2010年ヒット商品ベスト30

2010年11月03日 06時27分24秒 | ニュースはロバの耳
会社をつぶす経営者の一言 「失言」考現学 (中公新書ラクレ)
村上 信夫
中央公論新社

土に生きる―常田健小画集
常田 健
講談社


 ヒット商品の開発、マーケティング、広報、宣伝、時代などの接点を紹介する「こんな時代に『ヒット力』」というコラムを夕刊フジ火曜日発売の紙面に掲載している。
 さて、2日、月刊誌「日経トレンディ」が「2010年ヒット商品ベスト30」を発表、「食べるラー油」が1位に輝いた。
 今年のヒット商品のキーワードは「プチ贅沢(ぜいたく)」。
 渡辺敦美編集長は、「不況と節約に疲れ、“プチ贅沢商品”が売れた年だった」と長く続いた“安価至上志向”から消費意欲復活の兆しが見え始めたと今年のトレンドを解説。
 ベスト10には、電子レンジで魚が焼ける「チンしてこんがり魚焼きパック」(8位)、「低価格LED(=発光ダイオード)電球」(7位)、電動歯ブラシ「ポケットドルツ」(6位)など身近な生活用品が並んだ。ポケットドルツは、ポケットサイズのかわいいデザインが人気を呼んで、半年間で約100万台も売れる大ヒットを記録した。

■2010年ヒット商品ベスト30
1位…食べるラー油/2位…3D映画/3位…スマートフォン/4位…プレミアムロールケーキ/5位…iPad/6位…ポケット ドルツ/7位…低価格LED電球/8位…チンしてこんがり魚焼きパック/9位…ハリナックス/10位…1杯でしじみ70個分のちから

11位…平城遷都1300年祭/12位…アタック ネオ&トップ ナノックス/13位…ルルドマッサージクッション/14位…Pocket WiFi/15位…怪盗ロワイヤル/16位…鮮度の一滴/17位…エアマルチプライアー/18位…ジガゾーパズル/19位…NEXシリーズ/20位…共同購入クーポン

21位…フリクションボールノック/22位…キリン 午後の紅茶 エスプレッソティー/23位…バンド一本でやせる!巻くだけダイエット/24位…Big America/25位…もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら/26位…香る防虫剤/27位…JAN JANソース焼きそば/28位…角ハイボール/29位…ミルミル/30位…アナログトイ

オリコン 11月2日(火)15時0分配信 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101102-00000004-oric-ent

11月2日(火) 21時0分-経済総合(時事通信)から引用
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101102-00000118-jij-bus_all

企業不祥事が止まらない理由
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芙蓉書房出版

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落合信彦「無知との遭遇」

2010年11月01日 19時17分46秒 | この本を読め!!
会社をつぶす経営者の一言 「失言」考現学 (中公新書ラクレ)
村上 信夫
中央公論新社

知識ゼロからの田中角栄入門
クリエーター情報なし
幻冬舎

無知との遭遇 (小学館101新書)
落合 信彦
小学館

落合信彦氏が、『無知との遭遇』(小学館刊)で、国際政治の舞台で言われているジョークを紹介している。
面白いので 3つ引用する。

日本の総理大臣が自信満々にこう言った。
「景気はこれからよくなる。株は今が買い時ですよ。私は総理大臣だから株を買うのは問題だが、総理でなければ絶対に買いますね」
すると、その場にいたビジネスマンはこう言い放った。
「私だって、あなたが首相じゃなかったら絶対に株を買いますよ」

尖閣問題に対応した仙谷由人官房長官について、こんなジョークがある。

永田町を日本人と中国人が歩いていた。前を見ると、快晴だというのに官房長官が傘をさして歩いている。
日本人が笑う。
「バカじゃないのか、あいつは。晴れているのに傘なんかさして」
中国人が返す。
「なんだ知らないのか? 今日の北京は雨だぜ」

中国に関してもこんなジュークがある。

中国の農民が、その年は畑の収穫を上げようと思い立ち、春に新しい種を買ってきて畑を耕した。だが、秋になっても収穫はゼロだった。種が偽物だったのだ。
絶望したその農民は、農薬を飲んで自殺しようとした。だが、死ねなかった。農薬も偽物だった。農民が住んでいる村の人たちは「死ぬことはない」と彼を励まそうと村をあげて宴会を開き、そこでギョーザが振る舞われた。
農民は生きる希望を取り戻し、ギョーザを口にした。すると農民は死んでしまった。

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