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村上 信夫 | |
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知識ゼロからの田中角栄入門 | |
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無知との遭遇 (小学館101新書) | |
落合 信彦 | |
小学館 |
落合信彦氏が、『無知との遭遇』(小学館刊)で、国際政治の舞台で言われているジョークを紹介している。
面白いので 3つ引用する。
日本の総理大臣が自信満々にこう言った。
「景気はこれからよくなる。株は今が買い時ですよ。私は総理大臣だから株を買うのは問題だが、総理でなければ絶対に買いますね」
すると、その場にいたビジネスマンはこう言い放った。
「私だって、あなたが首相じゃなかったら絶対に株を買いますよ」
尖閣問題に対応した仙谷由人官房長官について、こんなジョークがある。
永田町を日本人と中国人が歩いていた。前を見ると、快晴だというのに官房長官が傘をさして歩いている。
日本人が笑う。
「バカじゃないのか、あいつは。晴れているのに傘なんかさして」
中国人が返す。
「なんだ知らないのか? 今日の北京は雨だぜ」
中国に関してもこんなジュークがある。
中国の農民が、その年は畑の収穫を上げようと思い立ち、春に新しい種を買ってきて畑を耕した。だが、秋になっても収穫はゼロだった。種が偽物だったのだ。
絶望したその農民は、農薬を飲んで自殺しようとした。だが、死ねなかった。農薬も偽物だった。農民が住んでいる村の人たちは「死ぬことはない」と彼を励まそうと村をあげて宴会を開き、そこでギョーザが振る舞われた。
農民は生きる希望を取り戻し、ギョーザを口にした。すると農民は死んでしまった。
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昔の著作はフィクション小説だと思って読むと面白いですよ。一応ノンフィクションライターらしいですけどね。