黒柴ひめちゃんの葛塚村だよりⅢ

葛塚城堀之内に住んでます。毎日歩いているひめちゃんとおかあさんの見て歩きです。時には遠くにも出かけます。

変形板碑と疱瘡神(新宿の変形板碑)

2020-08-26 16:18:29 | 群馬県・中毛

ひめちゃんと獅子丸は、堀之内を北に出て、お散歩してきました。

今朝は、田んぼを守るバットマンに初めて会いました。

ひめちゃんと獅子丸は、全く関心なしです

ひめちゃんの足下のマンホールの蓋、「やまかみ」とあります。

バットマン、関係ないよ

今朝も元気にお散歩できました

 

おうちに帰ると、ジャーマンアイリスが咲き始めています

二季咲きの品種だったんですね

雑草に負けずに咲いてくれてありがとう

 

 

 

愛宕神社・金蔵寺を過ぎて、波志江の信号を右折して、全東院を目指します。

少し行くと、左側に史跡の説明板があります。

急遽、路上駐車です。

新宿(あらじゅく)の変形板碑です。

本来の秩父産の緑泥片岩ではなく、安山岩を似せて作ったのです。

 

説明板の後ろに回ります。

 

足を踏み入れると、たくさんの石造物です。

道路の反対側には墓地もあるし、もしかしたらお寺があったかも。

 

板碑の横の方は、どなたでしょう?

 

朱の残る不動明王もおいでです。

天保4年(1833)の建立です。

約200年も頑張ってきたのです。

おつかれさま

 

この方はどなたでしょう?

石橋供養とあります。

りっぱな供養塔が立つのだから、大きな川に架かっていた橋が架け替えられたのでしょう。

ちょっと今の地図では、川はわかりません

後ろに疱瘡神(ほうそうがみ)が見えます。

 

疱瘡神は、疱瘡(天然痘)を疑神化した神で、本来は悪神です。

でも時には疱瘡は人間の悪い要素を体外に出す通過儀礼とし、疱瘡神はそれを助ける神とする信仰もあった(ウィキペディア)といいます。

祀ることで力をもらうのです。

 

疱瘡神を検索していると、『椿説弓張月』に、八丈島に流された源為朝が、八丈島から疱瘡神を追い出した話があることを知りました

そうすると、為朝大明神は、疱瘡を追い出してくれるのです

ありました、ありました、ひめちゃんの住む新里村にも

新里の南部・小林の大日堂といわれる所にありました。

訪問は去年の春です。

その時は、なぜここに、為朝大明神があるのかわかりませんでした。

疱瘡を撃退して欲しいという願いのこもった、為朝大明神だったのです

 

 

 

 

 

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